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2024.3月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

北川辺いちご部の「べにたま」が日本一

加須市の北川辺いちご部は、12月19日に開かれた日本野菜ソムリエ協会主催の「第一回クリスマスいちご選手権」に「べにたま」を出品し最上位の最高金賞を受賞し、日本一に輝きました。
審査は、全国の産地からエントリーされた34品のクリスマスいちごを、野菜ソムリエの評価員が、商品名や産地、生産者情報を伏せて食味し味覚評価します。
評価員は「甘みは強いが味が引き締まっていておいしい」や「酸味が少なめで強い甘みを感じる。香りも良く歯触りも良い」と評しまた。
1月18日には、JAの大塚宏組合長がお祝いに駆けつけました。
同部の大谷寿男部長は「出荷の度に部員らと情報交換を行い品質の高位平準化を行っている。今回の受賞は部員が一丸となった結果」と話し「埼玉県の美味しい『べにたま』を広くPRするため、今後も栽培を続けていく」と意気込みを語りました。
同部員は8人で「べにたま」や「あまりん」を約1.1ヘクタール栽培し、うち「べにたま」は80アール栽培。5月中旬まで35トンを県内市場に出荷する予定です。

大塚組合長(右から3人目)と賞状を手にする
大谷部長(左から4人目)他部員の皆さん
「べにたま」の箱詰め作業をする部員の飯塚晃大さん

「べにたま」を子ども食堂へ寄贈

JAは1月26日に、JA本店でJAほくさい子ども食堂贈呈式を開き、大澤治雄常務が子ども食堂を運営する団体に、加須市の北川辺いちご部が栽培するイチゴ(品種:「べにたま」)6ケース(1ケース/4パック)を寄贈しました。
今回の寄贈は、JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用し、地域の子育て支援を目的としています。
羽生子ども食堂キャロットの清水浩美理事は「恵方巻の代わりのロールケーキにイチゴを添えて振舞いたい。日本一の「べにたま」を食べた子どもらの喜ぶ顔を見るのが今から楽しみ」と笑顔で話していました。
大澤常務は「ほくさい管内でとれた旬のイチゴの美味しさを、たくさんの子どもに味わってもらいたい」と語りました。
「べにたま」は3団体の子ども食堂に配分され、支援を必要とする子どもとその家族250人に、デザートとして提供されました。

「べにたま」を手渡す大澤常務(前列右)と
子ども食堂の皆さん

多収穫米「ほしじるし」栽培講習会

JAは1月10日に、JA本店で業務用米多収品種「ほしじるし」の栽培講習会を開きました。
情勢や栽培のポイント、肥料や農薬の適期の使用について学ぶことが目的です。
生産者やJAの地域農業の担い手に出向く担当者(愛称=TAC)、JA全農さいたま米麦担当者など37人が参加しました。
同全農の上野敏昭技術参与が「ほしじるし」の特徴や栽培のポイントについて講義し「倒伏に強い品種だが、基肥を過剰にすると倒伏の恐れがあり、分げつが無駄に増えるだけで穂が小さくなり多収につながらない」と説明すると、参加者は真剣にメモをとっていました。
参加した茂木壯一さんは「ほしじるしを栽培して3年目。栽培管理など把握しているが、再確認できたので参加してよかった」と話していました。

上野技術参与の講習を受ける参加者

木甘坊出荷スタート

今年も、北川辺支店に隣接する選果場で、トマトの出荷が始まりました。
1月24日、北川辺とまと研究会が出荷したトマト750コンテナ(1コンテナ/約9キロ)を、パート従業員67人が3つのレーンに立って選果・箱詰めを行いました。
同会のトマトは、木の上で熟した甘いトマトをイメージして名付けられた「木甘坊(きかんぼう)」の愛称で市場に出回ります。
同会の増田貴夫会長は、「今年は天候に恵まれ、病害虫の発生も少なく、概ね例年通りの出荷となっている」と話し「『木甘坊』は色つやが良く酸味のバランスのとれた良食味。部員が丹精に育てた『木甘坊』を是非手に取って味わってほしい」と笑顔を見せました。
同会は20戸が6.4ヘクタールで栽培。
出荷のピークは5月から6月で、シーズン終盤の7月上旬まで、約1,500トンを首都圏に出荷する予定です。

トマト選果所で箱詰め作業をするパート従業員

ドライブラリー開催

JAは1月21日、管内の消費者を対象に「収穫体験」ドライブラリーを開きました。参加者は10組41人。
ドライブラリーはマイカーで3つのチェックポイントを巡り、加須地域の農産物の収穫などを行うイベント。
JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用し、今年度2回目の開催となります。
この日は生憎の雨で、予定していた農産物の収穫は中止となりましたが、農家の松井睦仁さんが事前に収穫したネギやブロッコリー等を、参加者に配布し加須市騎西産農産物のPRをしました。
参加者は、騎西農産物直売所で買い物をした後、加須市のむさしの村でイチゴ狩り(品種:紅ほっぺ)とバーベキューを楽しみました。
参加した親子は「赤く熟したイチゴは、甘くて美味しい。イチゴ狩りでしか味わえない」と笑顔を見せました。

「紅ほっぺ」を収穫する子ども達

行田中央支店が行田市社協から表彰

1月31日に、行田市産業文化会館で令和5年度行田市社会福祉協議会表彰式が行われ、同協議会の行田邦子会長がJA大屋寛行田地域担当理事に、感謝状を手渡しました。
行田中央支店は、12月2日に開いた行田農協まつりの売り上げの一部と農産物品評会で販売した農産物の売り上げ全額を寄付しました。
行田会長は「助けあいの精神、地域で支え合っていく精神に、率先して力添えいただき感謝します」と謝辞を述べました。
大屋理事は「支援を必要とする方に、有効に活用してほしい」と話しました。

左から賞状を手にする大屋理事、行田会長、
行田中央支店柿沼支店長

羽生市社協へ農業まつり売上金を寄付

羽生市農業まつり運営委員会は、11月12日に開催した羽生市農業まつりで集めたチャリティ募金を、羽生市社会福祉協議会に寄付しました。
同委員会の小山晴美会長は、2月1日に羽生市役所を訪れ、同協議会の河田晃明会長に寄付金を手渡しました。
河田会長は「羽生市の福祉活動へ有効に活用させていただきます」と謝辞を述べました。
小山会長は「今後も、地域のためにJAに出来る事を考え、実践していく」と力を込めました。

小山会長(右)から寄付を受け取る河田会長(左)

高校生がキュウリ農家で収穫体験

1月25日、花咲徳栄高校食育実践科の生徒が加須市水深地区の農家を訪れ、キュウリの収穫体験をしました。
同校と同市の連携事業の一環で、収穫体験を通して生産者から農作業や農産物の栽培方法を学ぶことが目的。
同科の1年生51人が、2か所の農家を訪れました。
33人の生徒が訪問した株式会社田島農園は、57アールのほ場で晩抑制キュウリと越冬キュウリを栽培しています。
生徒は田島祥之代表から、新鮮で美味しいキュウリの見分け方や収穫適期のキュウリの大きさ、収穫のコツを学び、ハサミを使い少し緊張した面持ちで収穫していました。
実習を終えた生徒に田島代表は「加須市はキュウリの生産が県内でもトップクラスです。これを機に、地元でとれる農産物に興味を持ってもらい、地産地消を実践してほしい」と語りかけました。

収獲を終えて、左から田島代表(左)と生徒ら

行田農産物直売所利用協議会が研修旅行

1月23日、24日の2日間、行田農産物直売所利用協議会は千葉県鴨川市に研修旅行に行きました。参加者は22人。
道の駅を巡り、他店舗の販売状況の視察と、部員相互の親睦を図ることが目的です。
訪れた、道の駅保田小学校は廃校をリノベーションし、平成27年に道の駅として開業した施設。
会員は、興味深く施設を見学していました。 
同協議会の冨田雅博副会長は「道の駅を含む6ケ所の店舗を巡り、販売方法や陳列の仕方など、大変勉強になった。2日間の研修で会員同士の交流もでき親睦が図れた」と話しています。

行田農産物直売所木村店長(前列右)、行田中央支店柿沼支店長(前列右から2人目)、
冨田副会長(前列左から2人目)と会員の皆さん

JAが社協に「彩のかがやき」1トン寄贈

JAは、管内各市の社会福祉協議会に米の「彩のかがやき」1トンを寄贈しました。
昨年11、12月に販売した「SDGs定期貯金キャンペーン」の企画で、定期貯金は契約者に間接的にSDGsに役立つ活動に参加してもらうことが目的。
1月下旬から行田市、鴻巣市、羽生市、加須市の各協議会に配布しました。
2月1日に羽生市社会福祉協議会で、同JA大塚宏組合長が同協議会小菅芳和事務局長に「彩のかがやき」5キロ48袋、2キロ75袋を手渡しました。
小菅事務局長は「いただいたお米は、子ども食堂を運営している4団体に配布し、約300の子育て世帯にお届けします」と謝辞を述べました。
大塚組合長は「地元の美味しい米を、沢山の子ども達に味わってもらいたい。これからも組合員と協力して、SDGsを実践し地域に貢献していきたい」と意気込みを語りました。

小菅事務局長に「彩のかがやき」を寄贈する大塚組合長(右)

遺言セミナー開催

JAでは、組合員や地域の皆さまに円滑な財産承継をすすめていただこうと、相続・遺言セミナーを開催いたしました。
大利根中央支店では2月3日に6人が参加し、羽生中央支店では2月17日に10人が参加しました。
弊誌の「税務相談」を執筆する西田芳秋税理士が講師を務め、事前の相続対策、遺言書作成の重要性について、事例を交えて講義しました。

西田税理士のセミナーを受講する参加者

女性部役員がJA役員と意見交換

1月25日にJA本店で、JA女性部役員とJA役員が意見交換会を開きました。
参加者は14人。
女性部の意見をJA運営に活かしたいと同JAの大塚宏組合長が発案し、年1回行い今年で4回目となります。
始めに大塚組合長が「JA女性部・青年部の活躍こそJAの純資産だ。女性部が活発に活動できるようサポートしたい」と挨拶しました。
部員減少問題では、JAの支援策などを提示しました。
長谷川タマ子部長は「JAが女性部を認め、大切に思っていることを実感した。女性部の活発な活動でJAを支えていきたい」と力を込めました。

意見交換をするJA女性部役員とJA役員(左から大塚組合長、蓮見専務、
長谷川タマ子部長、儘田光子副部長、長谷川佳子監事、藤井正子理事、江田昌子理事

行田中部女性部がコケ玉作り

JA女性部行田中部支部は1月17日に、行田中央支店で米粉料理教室と、「コケ玉」を作りました。参加者は10人。
午前中に、「鶏むねショウガ焼き」、「米粉のだんご汁」、「米粉のチョコバナナパウンドケーキ」の3品を作り、試食しました。
午後から、JA埼玉中央女性部川島支部の新井美保副支部長を講師に招き、コケ玉作りをしました。
コケ玉は、土に植物(サンセベリア・スパーバ)を入れて丸め、カラフルな毛糸で巻き作ります。
長谷川佳子部長は「とても楽しく1日を過ごせた。次回は正月飾りをやる予定です。他のJAの方と交流出来、大変有意義でした」と笑顔を見せました。

営農支援課立木補佐(後列左)、講師の新井先生(前列中央)、
長谷川部長(前列右から2人目)と行田中部女性部の皆さん

羽生女性部がキムチのタレ作りと料理教室

JA女性部羽生支部はJA本店で、1月11日に健康で風土に合った食生活研修会を開きました。参加者は11人。
ふれあいデイサービスで振舞うお弁当の試作も兼ねています。
「鶏肉の黒酢照り焼き」、「里芋の田楽味噌」、「ほうれん草の胡麻和え」、「赤飯」、「すいとん」、「みかんゼリー」、「にんじんケーキ」の7品を作りました。
1月25日には、キムチのタレ作りも行いました。みな手際よく、1時間足らずで約13リットルのタレを仕上げました。
長谷川タマ子部長は「ふれあいデイサービスは、部員も楽しみにしている。参加者においしいお弁当と、キムチを食べて喜んでもらいたい」と話しています。

キムチを作る部員の皆さん
羽生中央支店武井支店長(後列左から4人目)、同支店向井職員(後列右から3人目)、
長谷川部長(前列左から2人目)と羽生女性部の皆さん
ふれあいデイサービスに提供するお弁当の試作

JAほくさい女性部特選レシピ

フライパンで簡単!
米粉の焼きりんごケーキ

■生地材料

  • 米粉・・・200g
  • ベーキングパウダー・・・10g
  • 牛乳・・・230cc
  • 砂糖・・・40g
  • 卵・・・1個

■カラメル・りんご材料

  • りんご(大)・・・1個
  • 砂糖・・・40g
  • バター・・・20g
  • シナモンパウダー・・・適宜

■作り方

  1. ① りんごは皮をむき、24等分にくし切りする。
  2. ② ボールに牛乳・砂糖・卵を入れよく混ぜてから、米粉とベーキングパウダーを入れ生地を作る。
  3. ③ テフロン加工のフライパン(24~26cm)に砂糖を入れ、中火にかける。
    キャラメル色になったらバターを入れ、火を止める。
    バターが溶けたら、りんごを放射状に並べシナモンパウダーをふりかける。
  4. ④ ③に生地を流し入れ、蓋をして弱火で20~25分焼く。
    ※竹串を刺して生地が付かなければ出来上がり。
  5. ⑤ 皿をフライパンの生地に押しあて、ひっくり返す。人数分に切り分ける。

JAほくさい女性部では一緒に活動する仲間を募集しています!

活動の一例

焼肉のたれ作り
キムチのたれ作り
ホウ酸団子作り
ヘチマコロン作り
手芸教室
料理教室
日帰り研修旅行
グラウンドゴルフ大会

JAほくさい女性部は、各地区の女性部員メンバーを募集しています。
楽しい活動、ためになる研修など行っています。
気になる活動にスポットで参加することもOKです!
※活動によって参加費をいただく場合がございます。
お気軽に下記の担当者にご連絡ください。

地区 担当職員 電話番号
行田 行田営農経済センター   048-556-1172
川里 川里営農経済センター  野中 048-569-0003
羽生 羽生営農経済センター  向井 048-563-1571
加須 加須営農経済センター  横塚 0480-61-0906
騎西 騎西営農経済センター  青木 0480-73-1122
北川辺 川辺営農経済センター 小林 0280-62-2211
大利根 大利根営農経済センター 須藤 0480-53-9230
本店 営農支援課       立木 048-563-3000

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