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2024.7月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

ビール麦収穫

JAほくさい管内で、5月中旬よりビール麦「彩の星」の刈り取りが始まりました。
今年の作付けは400ヘクタールで、出荷量は1,400トンを見込みます。
行田市の生産者大屋寛さんは、5月21日に同市70アールのほ場で収穫時期を迎えた「彩の星」の刈り取り作業をしました。
刈り取ったビール麦は、JA行田カントリーエレベーターに搬入後、JA全農さいたまへ出荷します。
大屋さんは「農業用ドローンを所有しているので、適宜に赤かび病を防除できたこともあり、品質の良いビール麦になった。自信をもって出荷できる」と胸を張ります。

「彩の星」を刈り取る大屋さん

川里地区の花の寄せ植え受贈

JAの本店、川里中央支店に川里農業青年会議所からカスミ草、マリーゴールド・デュランゴ、マリーゴールド・ホットパック、日々草、ブルーサルビア、タマゴボールの6種をあしらった寄せ植えをいただきました。
5月21日にJA本店を訪れたのは、内田和正会長と会員3名。内田会長は「暑さに強い花を選び、夏らしい寄せ植えを作りました。みなさんにも真似しやすいようにアレンジしたので、寄せ植えに挑戦してほしいです」と話していました。
寄せ植えを受け取った大澤治雄常務は、「毎年すてきな花をありがとうございます」とお礼を述べました。

前列左から小河原祐紀さん、矢澤勇人さん
後列左から萩原賢一さん、内田会長、大澤常務

JAが稲作体験教室開催

JAは6月8日に、鴻巣市川里地区で稲作体験教室を開きました。JAほくさい管内の消費者に参加を募り、10家族40名が参加しました。
JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用し、地域活性化を目的にしています。
参加者は、10アールのほ場に40メートル幅に1メートル間隔で横一列に並び、JA職員号令のもと、目印の紐に沿って手植えに挑戦しました。
今回使用した苗は「ほしじるし」。
なれない田に足をとられ悪戦苦闘しながらも、約30分で3アールの植え付けを終えました。
残りの7アールは、田植え機で植え付ける様子を見学しました。
参加した児童は、「田んぼの中は温かかった。JAの人に田植えが上手いと褒められた」と無邪気な笑顔を見せていました。
次回は10月19日に稲刈り体験を予定しています。

稲作体験教室の参加者

ブルーベリー収穫始まる

6月5日、久保田万太郎さん、悦子さん夫妻は、行田市須加のほ場でブルーベリーの収穫をスタートしました。
久保田さんはブルーベリーを25アール栽培する他、セイヨウミツバチを30箱飼育しています。
栽培するブルーベリーの品種は「スパータン」や「オニール」など20品種。
この日収穫した「デューク」は、早生で酸味と甘味のバランスが良く大粒で食べ応えのある品種です。
選別した生のブルーベリーを箱詰めし出荷する他、ジャムに加工し、販売しています。
万太郎さんは「手に取った人に喜んでほしいので、夫婦で甘くて大きな実が出来るよう努力している」と汗を拭いました。
久保田さんのブルーベリーとブルーベリージャムは、JAほくさい行田農産物直売所と同市の古代蓮の里売店で購入できます。
収獲は8月中旬まで続き、今年の収穫量は300キロを見込みます。

ブルーベリー「デューク」を摘む悦子さん

JA女性部が総会

JA女性部は、5月16日に加須市むさしの村で第28回通常総会を開き、女性部員83人が出席しました。はじめに長谷川タマ子部長が、「今年は女性活動を各方面にPRし仲間づくりをしていきましょう」と挨拶しました。
部員は、令和5年度活動報告や収支決算、6年度活動計画及び収支予算について審議・承認されました。
記念講演で大興産業株式会社の猪原大介さんを講師に迎え、「お酢で夏をのりきろう」をテーマに「ほめられ黒酢」を使った「鶏の照り焼き」や「漬物」を試食しながら講義を聴きました。
また、女性部員が手作りした手芸を展示即売するコーナーも設け、大変賑わっていました。

総会の様子
手芸を手に取る部員ら

令和6年度新採用職員が農業体験

JAは農業を体験し、職員のスキルアップと生産者や組合員と農業について語れる職員の育成を目指して、今年度採用の職員に職員研修を行いました。
6月8日に、鴻巣市屈巣の岡﨑誠さんの10アールのほ場で、行田中央支店の深谷光職員が「ほしじるし」の田植えを行いました。
6月10日は(株)ほくさいグリーンアグリの羽生市下羽生のほ場約50アールで共済課の水谷柊斗職員、羽生営経センター笹本想太職員、加須営経センター赤坂俊輔職員が、「彩のかがやき」の田植えの補助や苗出し、田植え機で苗を植えました。
研修を終えた水谷職員は「思っていたより力仕事で大変だった。今日の研修を業務で活かしたい」と話しています。

「彩のかがやき」の苗出しをする職員(右から赤坂職員、笹本職員、水谷職員)
「ほしじるし」を手植えする深谷職員

小麦「あやひかり」収穫

JAほくさい管内で6月上旬から小麦「あやひかり」の刈り取りが始まりました。 
JA管内の「あやひかり」の作付けは、県内一の約900ヘクタールで、本年度は約3,500トンの出荷量を見込みます。
羽生市の株式会社柿米は6月7日、約2ヘクタールのほ場で収穫時期を迎えた小麦「あやひかり」の刈り取り作業を行いました。
コンバインで刈り取った小麦は、JA羽生ライスセンターに搬入し乾燥調製後に、JA全農さいたまへ出荷します。
当日は、加須農林振興センター主穀担当の宗方淳さんもほ場を視察し「水分15.9パーセント。赤かび病防除や施肥もきちんとされており、穂も大きい。「あやひかり」本来の白くきれいな穂に仕上がった」と評価しました。
同社の柿沼直樹社長は「朝つゆも無く風も吹いていたので絶好の刈り取り日和。排水対策や施肥など基本に忠実に栽培した。収穫量は基準単収の390キロより多そうだ」と手応えを得ていました。

「あやひかり」を刈り取る柿沼社長

北川辺農産物直売所でトマトフェア開催

北川辺農産物直売部会は、北川辺農産物直売所で5月11日、12日の2日間トマトフェアを開きました。
松橋正会長は「大勢の方に来店いただきトマトは全て完売しました。これからも会員や生産者、JAと協力しイベントを計画して北川辺の農産物をPRしていきたい」と意気込みを語りました。
JA女性部北川辺支部の赤飯販売も集客に一役買いました。
江田昌子部長は「北川辺女性部の赤飯は大変好評で1人で何個も購入いただく利用者もいるほど。今後もできることは協力したい」と話していました。

トマトを買い求める利用者

加須市の小学校で田植え体験

5月10日に加須市立三俣小学校5年生3クラス90人は、同市三俣のほ場(みどりの学校ファーム)で学校応援団の深沼集落営農組合指導のもと田植えを体験しました。
食農教育のため始めた田植え体験は今年で11年目。
苗は「彩のきずな」を準備しました。
ガイドラインに沿って1列に並び田植えをしました。1クラス3列田植えをし、約100メートルの幅で9列植えました。
田植えを終えた児童は「足をとられて大変だった。この苗がお米になるんだ」と不思議そうに話していました。
同組合の田村喜成組合長は「この体験を通し、児童が少しでも農業に興味をもってもらえればうれしい」と語ります。

田植えをする三俣小学校の児童ら

6月7日に加須市立志多見小学校4~6年生の61人の児童が、志多見小学校ファームのほ場で、今年2年目となる田んぼアートに挑戦しました。体験を通して食農教育の推進を図ることが目的です。苗は「彩のきずな」を準備しました。
昨年は1匹の鯉のぼりでしたが、今年は3匹に増えた鯉のぼりアートのデザイン画をもとに、支柱を目印に田植え体験がスタートしました。
児童は、地元農家の長浜章さんや川島達男さん、加須市の若手農業集団ヤング農マンのメンバーに指導を受けながら、ワイワイと賑やかに手植えをしていました。

田植えをする志多見小学校の児童ら

(株)竹井農産がホワイトコーン栽培に挑む

行田市の株式会社竹井農産は、今年初めてスイートコーン「雪の妖精」の作付けに挑戦し、6月5日に初出荷を迎えました。同市埼玉のほ場で朝5時から従業員ら6人で「雪の妖精」の収穫作業をし、JA全農さいたま青果ステーションに243ケース(1ケース/5キロ)を出荷しました。
7月末までに20トンの出荷を見込みます。
「雪の妖精」は中早生で1本400グラムにもなる大型のホワイト品種。先端まで粒が入り円筒形で形状が安定しているので秀品率が高く、茹で上がりの白色が雪のようにきれいで粒皮はやわらかく、甘みが強い特徴があります。
竹井好行社長は「スイートコーンの作付けそのものが初めての試みなので、肥料や水の配分、虫の防除などかなり気をつかった。濃厚で上質な甘みのホワイトコーンを皆さんに是非味わっていただきたい」と笑顔で語ります。
同社はスイートコーンを2.2ヘクタール栽培する他、サトイモ、サラダ菜など10ヘクタールを作付けしています。

「雪の妖精」を手にする竹井社長(右)と妻の君代さん

フードパントリー等に野菜寄贈

北川辺青果物出荷協議会は5月16日に、北川辺野菜集出荷所で会員が栽培した北川辺ブランドトマト「木甘坊」約20ケース、ネギ約15キロ、きゅうり約50キロ、ナス約10キロを、加須市内でフードパントリー等を運営する6団体に寄贈しました。
加須市子育て応援フードパントリー連絡会嶋田善市会長は「食材の値上がりなどが家計を圧迫するなか新鮮な野菜をいただけるのは大変ありがたい」と話していました。
同協議会下山房巳会長は「出荷規格に満たない農産物を提供しフードロス削減になった。地元で採れた野菜を子どもたちに味わってもらうことは地産地消の食育にも繋がり、生産者にも励みになる」と語ります。
今回の野菜は、フードパントリーを通し支援を必要とする200世帯へ、また子ども食堂に100食分の食材として配布されました。

野菜を寄贈する下山会長(前列左から3番目)と同協議会員、フードパントリーの皆さん

年金友の会が通常総会開催

年金友の会は5月16日に第12回通常総会をJA本店で開きました。
はじめに箱島登会長が、「コロナも5類に移行し、実に4年振りとなる各種イベントが再開され喜んでおります。会員相互の親睦を図り、健康で生きがいのあるくらしが確保されるようご祈念申し上げます」と挨拶しました。
参加した各支部長は、令和5年度の事業報告や収支決算、6年度の事業および予算計画について協議し承認されました。

本年度の役員の皆さん(カッコ内は支部名) 
前列左から:大澤邦夫副会長(行田)、箱島登会長(羽生)、青木利雄副会長(大利根)
後列左から:藤村孝監事(川里)、関和俊雄幹事(加須)、石川文男会計(北川辺)、小山久夫監事(騎西)

浦和競馬場で加須市農産物PR

水深とまと研究会と加須市、JAほくさいは5月21日、さいたま市の浦和競馬場で加須市農産物のPR販売をしました。
当日は加須市PRを兼ねた「うどんとこいのぼりのまち加須」賞レースも行われました。
同JAの農産物販売促進員(キャンペーン隊)が、キュウリの試食を配り、朝採りキュウリをPRしました。
キュウリ100袋(4本/1袋)、トマト40袋(5玉/1袋)、ナス10袋(3本/1袋)を販売し、全て完売しました。
同JAは昨年発売したパックご飯(JAほくさいのごはん)とコシヒカリ精米(2キロ/1袋)をPR販売し好評でした。 
同会の瀬田利昭さんは「加須市の新鮮な農産物を、普段農業に接することのない人にもPRできた」と笑顔で話しました。

試食を勧める農産物販売促進員(左)

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