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2024.2月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

新井健一さん、順子さん夫妻が緑白綬有功章を受章されました

11月15日に行われた公益社団法人大日本農会の令和5年度農事功績表彰において、行田市長野の新井健一さん、順子さん夫妻が緑白綬有功章を受章し、その報告のため、12月5日にJA本店を訪れました。
緑白綬有功章は、農業改良の奨励など、地域農業の発展に貢献した農業経営者を表彰するもので、新井さんはスマート農業への取り組みや、指導農業士として担い手確保・育成などの活動が評価され、受章されました。
また、学校給食向けの出荷先確保や稲わらの有効活用による地域内資源循環と畜産振興を推進し、更なる効率化を実現しました。
新井さんは「農業を始め44年、妻と頑張ってきたことが受章につながり大変嬉しく思う。これからは、担い手の育成に尽力し地域農業の活性化に努めたい」と話しています。

緑白綬有功章
左から表彰状を手にする新井順子さんと新井健一さん、大塚宏組合長

各地でイチゴ出荷スタート

加須市の北川辺いちご部で、12月1日から「べにたま」の出荷が始まりました。
同部は「べにたま」を部員全員の8人で出荷、栽培面積の合計は80アールです。
今年から高設栽培で「べにたま」を栽培している同部の飯塚晃大さんは「べにたまは収穫始めから瑞々しく、濃厚な甘みとさわやかな酸味でバランスが良く、飽きの来ない味が楽しめる。是非たくさんの方に味わってもらいたい」と話しています。
また、加須市の大利根地域で12月13日からイチゴの出荷が始まりました。
大利根地域の苺組合7組織計13人の生産者が「紅ほっぺ」「やよいひめ」「あまりん」などの品種を1.8ヘクタール栽培しています。
「紅ほっぺ」を約6.6アール栽培する加藤秀夫さんは「形状も良く、甘みののったイチゴに仕上がり、自信を持って出荷できる」と力を込めました。

「紅ほっぺ」を収穫する加藤さん
「べにたま」を収穫する飯塚さん

加須市古来の伝承「いちっこ地蔵」がミュージカルに

(一社)埼玉県子ども食堂ネットワークは1月7日、加須市の市民プラザかぞで、NPO法人ミュージカルかぞ(代表相澤直美)のミュージカル「いち」の上演を含む3部構成のワークショップを開きました。
「いち」は、加須市古来の伝承『いちっ子地蔵』をもとに、1786年(天明6年)の前横村(現在の加須市礼羽)を舞台に、農家の営みや村民が手を取り合い、困難を乗り越える逞しさを描いたミュージカル。
加須市出身でオペラ歌手の阿瀬見貴光さんが総監督を務め、団員が力強い歌声と豊かな表現力で観客を魅了しました。2部では参加者が、阿瀬見さん指導のもとサウンドオブミュージックの挿入歌「私のお気に入り」を歌い踊り、ミュージカルを体験。3部では同ネットワークが参加者におむすび弁当を振舞いました。
同ネットワークの東海林尚文代表理事は「アートと福祉の連携による化学反応で、孤立する人が一人でも減る社会が実現できるように、今後も活動していきたい」と意気込みを語りました。

劇中『会の川』の氾濫シーン
参加者にミュージカルを教える阿瀬見さん(右)

行田でブロッコリー目ぞろえ会

行田園芸組合ブロッコリー部会は12月7日、行田営農経済センターで、生産者やJA職員、市場関係者ら10人が集まり、ブロッコリーの目ぞろえ会を開きました。 
春先までの出荷のため、規格の統一をはかり有利販売に繋げることが目的です。
生産者は持ち寄ったブロッコリーを等級別に並べ、秋冬ブロッコリー検査規格表を確認しながら、形状や花蕾の大きさ、色などを手に取って確認しました。
生産者の江森秀敏さんは「高品質のブロッコリーを出荷したい」と意気込みを語りました。
同部会の生産者は6人で、2ヘクタールを栽培。
3月中旬まで3,000ケース(1ケース4キロ)を出荷する予定です。

定規でブロッコリーの花蕾を測る生産者

女性部2支部がフラワーアレンジメント

12月29日にJA女性部の騎西中央支部と羽生支部は、騎西営農経済センターとJA本店でフラワーアレンジメント教室を開きました。参加者は合計32人。講師は、フラワーコーディネーターの川畑久子さん。
寿松や千両など正月飾りには欠かせない花材を、ピンクのオリエントリリーなどとあわせアレンジを楽しみました。
参加者は「フラワーアレンジをすると気持ちも整う。お正月を迎える準備も頑張れる」と話していました。

正月花
騎西中央支部のみなさん
羽生支部のみなさん

北川辺営農経済センター須賀係長が全国大会で地区別優秀賞受賞

11月16日、17日に横浜市の新横浜プリンスホテルで行われた「TACパワーアップ大会2023」で、北川辺営農経済センターの須賀大輔係長が、地区別優秀賞に輝きました。
須賀係長は、北川辺いちご部に「とちおとめ」から市場評価が高く高収益が見込める「あまりん」と、多収で収穫時期が早く食味のよい「べにたま」へ品種の切り替えを提案。果実が転がらないように収穫箱の工夫や、暖候期以降の品質保持のための細霧冷房システムの導入などに努めました。
須賀係長は「令和3年度から試験栽培を始め、令和5年度で「とちおとめ」と比較したキロ単価は2.9倍(あまりん)、1.5倍(べにたま)となった。これからも組合員の所得増大に向け尽力したい」と話しています。

賞状を手にする須賀係長

各営農経済センターで肥料・農薬相談会開催

JAは、12月2日から14日にかけ各営農経済センター等7店舗で肥料・農薬の展示相談会を開きました。
春用肥料・農薬の推進期間中に、米麦と園芸農家等を対象に、効果的な使用方法や新商品を紹介することが目的です。
行田市で米農家を営む落合哲男さんは「肥料や農薬の適用をJAに相談しながら注文できるので、助かっている」と話していました。

農薬メーカーから説明を受ける落合さん(左)

種子用大豆「里のほほえみ」収穫

12月25日に加須市のほ場で、加須市の(株)とりうみファームが、栽培する埼玉県奨励品種の大豆「里のほほえみ」を収穫しました。
同社は埼玉県の要請で、昨年から「里のほほえみ」の種子大豆を1ヘクタール栽培しています。
カメムシなどの害虫については防除を適切に行い、圃場審査の結果は全て適正となりました。
6月下旬の播種後、夏期の高温・干ばつによる影響で、実入りの少ない莢(さや)が目立つことに、同社の鳥海充代表取締役は「猛暑での大豆栽培の経験を来年に活かして、今後も「里のほほえみ」の生産量拡大に向け、種子大豆を栽培していく」と意気込みを語りました。

汎用コンバインで「里のほほえみ」を収穫する鳥海代表

年金友の会会員の集い開催

JA年金友の会は12月4日から14日の9日間、加須市むさしの村で「年金友の会会員の集い」を開き、約1,100人が参加しました。新型コロナウイルス感染症が5類に移行したため、4年振りに開催しました。
式典・講演と歌謡ショーの2部構成で進行。第一部の式典では年金友の会支部長や大塚宏組合長らが挨拶し、日頃のJA利用への感謝を伝えました。また、管内の警察署の警察官が特殊詐欺について講演しました。
2部では、渥美二郎さんの歌謡ショーを開催。数々のヒット曲を熱唱し、会場を盛り上げました。代表曲の「夢追い酒」や「釜山港へ帰れ」が披露されると、参加者は歌詞を口ずさみながら楽しんでいました。

式典で挨拶する大塚組合長
挨拶する年金友の会箱島登会長
参加者と握手する渥美二郎さん

JAが少年スポーツ大会に協賛

12月17日に加須市の騎西総合体育館「ふじアリーナ」で加須市スポーツ少年団バレーボール部会主催の「令和5年度加須市クリスマスカップ」が、12月23日に同市のSFAフットボールセンターで、加須市スポーツ少年団サッカー部会主催の「第2回ほくさいカップ少年サッカー大会」が開催されJAは両大会に協賛しました。
JAは、トロフィ、メダル、バレーボール、パックご飯の「JAほくさいのごはん」、スポーツドリンクを寄贈しました。両大会とも、JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用し、地域の子育て支援を目的としています。
クリスマスカップには12チームが参加し、「ラッキーラビット」が優勝しました。敢闘賞のVORTEX加須みらいの小國鈴花キャプテンは「いつも試合で緊張してしまうが、サーブとスパイクが決められて嬉しかった」と話していました。
ほくさいカップサッカー大会には、8チームが参加し、レドンドFCが優勝しました。
レドンドFCの奈良日向吾キャプテンは「初めて参加した大会で、チーム一丸となり優勝できて嬉しい」と喜びを語りました。

バレーボール大会で敢闘賞のチームにトロフィを贈る大澤常務
バレーボール大会に寄贈したトロフィなど
サッカー大会の優勝チーム
サッカー大会に寄贈したトロフィなど

ほくさいグリーンアグリがカリフラワー出荷

株式会社ほくさいグリーンアグリは12月15日から、カリフラワーの出荷を始めました。
同社は、JAほくさいが100パーセント出資する出資型法人で、農作物の生産及び販売、農作業の受託などを行います。
同社は12月19日に羽生市のほ場約10アールで、カリフラワーの収穫を行いました。
このほ場は、耕作者から返却された地主が同社に除草等のほ場管理を依頼した土地で、土壌診断した結果、野菜類の栽培に適した土壌で水はけも良かったので、カリフラワーの栽培に挑戦しました。
同社の永沼竹彦統括マネージャーは「きれいな花蕾で、ほんのり甘いカリフラワーに仕上がった」と話し、「耕作できない農地が増えると思うが、生きた農地に変えていけるよう尽力したい」と意気込みを語ります。

カリフラワーを収穫する永沼統括マネージャー

JA女性部騎西中央支部が料理教室

12月12日にJA女性部騎西中央支部が、加須市の田ケ谷総合センターで料理教室を開きました。
参加者は25人。
部員は、米粉の焼きりんごケーキと手打ちうどん、天ぷら3品を調理しました。
また、恒例のキムチのたれも手際よく作りました。
同支部の藤井正子部長は「部員たちと楽しく調理できた。今後も部員たちと相談して楽しい活動を企画したい」と話しています。

天ぷらを調理する部員のみなさん

加須農産物直売所協議会が県外研修

加須農産物直売所協議会は12月5日に、群馬県のカネコ種苗(株)のくにさだ育種農場で研修を行いました。参加者は24人。
同社の職員から、会社概要などの説明を受けた後、露地野菜の種の特徴や栽培方法を学びました。
同会の山﨑博行会長は「直接種苗会社から野菜の栽培方法を聴けて、大変勉強になった。会員同士の親睦も図れた」と話していました。

カネコ種苗職員(右)から蕪の栽培について学ぶ参加者

各直売所で年末感謝セール

12月23日から30日にかけてJAの各農産物直売所で年末感謝セールを行いました。
お米の特売の他、限定の粗品プレゼント、各利用協議会の催しなど、盛りだくさんのイベントに、多くの利用者が訪れ大変賑わいました。

行田農産物直売所利用者に豚汁を振舞う行田直売所女性部員ら
羽生農産物直売所でサツマイモの詰め放題を楽しむ利用者(左)

青年部とJA役員が意見交換

JAほくさい青年部は12月22日にJAほくさい常勤役員との意見交換会をJA本店で開きました。
青年部と、JA役職員15人が参加しました。
同部の岡博和部長が「肥料や農薬のオンライン注文など検討できないか」との意見に、大澤治雄常務は「試験的に他のJAでオンライン注文の受付を行っている。当JAでも導入に向けスピード感をもって対応したい」と回答するなど、活発な意見交換会となりました。

意見交換会の様子

ふれあいジュエリー展開催

JAはJA本店で、12月14日、15日の2日間「JEWELRY FAIR 2023ふれあいジュエリー展」を開きました。
宝飾品を末永くご使用いただき、「親から子へ、子から孫へ」と大切に引き継がれるようにアフターサービスを重点に、安心して楽しみながら購入できる展示会を企画しました。
2日間の来場者は34人、修理件数61点でした。
自分へのご褒美や娘へのプレゼントにジュエリーを買い求める方や、スーツを新調する男性客で賑わいました。
営農経済部の山岸雅明部長は「たくさんの方にご来場いただきありがとうございました。これからも、組合員の皆さまに喜んでいただけるようなイベントを企画します」と話しています。

ジュエリーを選ぶ組合員(右)

プロ野球選手が少年野球指導

12月17日に加須市のかぞきずなスタジアムで、加須市スポーツ少年団主催の「第3回加須きずな野球教室」が開かれました。
JAは、この催しに協賛しました。
花咲徳栄高校野球部出身のプロ野球選手が、子供達とふれあい、野球の技術指導をしました。
参加者は222人。
参加した大桑ジャイアンツの真中大主将は「野球の基本や、レベルの高い指導を受けられてよかった」と笑顔を見せました。
加須市出身のオリックス・バファローズの若月健矢選手は「毎年このイベントを楽しみにしている。来シーズンも子供達に誇れるように頑張りたい」と話していました。

右から大塚組合長、若月選手、蓮見専務
子供に捕手のキャッチングを指導する若月選手(右)

JAが家の光大会で3部門で表彰

11月20日むさしの村で、令和5年度「埼玉県家の光大会」が開かれました。
JAのファミリーマガジンとして組合員の皆さまにご愛読いただいた結果、JAほくさいは『家の光』普及率優良JA、『ちゃぐりん』8月号特別普及運動増部JA、「家の光図書」記念品図書活用JAの3部門で表彰されました。

埼玉県中央会坂本富雄会長(左)と賞状を手にする大塚組合長