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2021.3月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

地域農業と高齢者のために ~女性部羽生支部~

JA女性部羽生支部は、農産物直売所に設置するレシピカードの作成にのり出しました。これは、JA羽生農産物直売所に生産物を出荷する同直売所利用組合から「地元農産物の消費拡大に力を貸してほしい。」と依頼を受けてのものです。
1月7日に長谷川タマ子部長ら3名が本店調理室に集まり、冬野菜を中心としたレシピの開発を行いました。一品調理してはあれこれ意見を出し合い、どう料理したらより手軽にできるか、また代替えできる材料はあるかなどを話し合いました。
この日完成したレシピは6品。カードに印刷したレシピは、同直売所で好評配布中です。
また、12月下旬には同部員の作ったマスク100枚が羽生基幹支店管内の6店舗で配布されました。
同支部では毎年冬季に地域の高齢者との交流イベント「ふれあいデイサービス」を行っていますが、今シーズンは新型コロナウイルスの影響で開催の見通しがたたないため、「かわりに何か喜んでいただけること。」をと企画しました。
同21日に羽生中央支店の窓口に訪れた金子庫三さんは、水色のマスクを受け取ると「次に病院に行くときに使いたい。」と喜んでいました。

レシピ開発
レシピ開発を行う
長谷川部長(左)ら
マスクを受け取る金子さん
マスクを受け取る金子さん

JA常勤役員が若手農業者を訪問

JAは12月24日から常勤役員が管内の若手農業者を訪問し、直接意見を聞く活動を始めました。
JA自己改革の所得増大に向けた取り組みのひとつで、組合への意見や要望の聞き取りを行うことで今後の事業に反映させることがねらいです。
今回平井清敏副組合長が訪ねたのは、同21日に発足したばかりのJA青年部初代部長に就任した加須市不動岡の岡博和さんです。水稲とキュウリを栽培する岡さんは「今一番の心配は新型コロナウイルスの影響を受けた米価の下落。来作はどうしたらよいものか。」と心境を打ち明けました。平井副組合長は「地域農業の未来を担う皆さんには、米政策や需給状況など、来作に向けての情報をいち早く届けられるよう青年部向けの説明会などを開きたいと思っている。また同時に良質な米を栽培するための栽培講習会も行えれば。」と回答しました。

平井福組合長と岡さん
平井副組合長(左)と意見を交わす岡さん

サイネリアとひな人形がコラボレーション

JA川里中央支店は、2月4日にひな人形の飾り付けを行いました。 
設置は平成22年から行う毎年の恒例行事。はじめは長女がすでに成人したという職員がもちこんだ7段飾りのみでしたが、近年はそれぞれ職員が持参した妻の5段飾りや母手作りのつるし雛、幼い頃親戚から贈られたという舞踊人形が加わるなどして年々華やかになってきました。
さらに今年加わったのは、川里花き出荷協議会の会員・程塚守男さんの栽培したサイネリア20鉢。濃淡のピンクに色づいた花弁がひな壇の毛氈とマッチし、なお一層艶やかに仕上がりました。
同日夕方見学に訪れたJA新井公平地域担当理事は「長引くコロナ禍で世の中は暗くなる一方。来店するお客さまにもきっと喜んでいただけるはず。」と笑顔で話していました。

ひな人形を見学する新井理事夫妻
ひな人形を見学する
新井理事夫妻

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