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2020.11月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

スシローの仕入部長が「ほしじるし」のほ場を視察

JAは9月18日に回転ずしチェーン「スシロー」を運営する株式会社スシローグローバルホールディングスの社員らの訪問を受けました。
JAは、平成28年から需要に応じた生産と安定的取引拡大を目指し業務用需要に対応した水稲多収品種「ほしじるし」による契約栽培を進めており、29年からはJA全農、全農パールライスを通じて同社に供給しています。
同社で仕入れを担当するすみ圭部長と面談したのは、羽生市内で農業生産法人(株)かきべいを経営する柿沼直樹さんです。ほ場を前に柿沼さんは「今作は倒伏もなく、粒も大きく育ちました。」と黄金色に色づいた稲を披露しました。
稲穂を手に取って粒を確認した六角部長は「店舗数も増えており、購入したい米の量はこれからもどんどん増える。引き続き良質な米を供給していただきたい。」と要望しました。
この他、JA本店では大塚宏組合長らとも懇談。大塚組合長は「当組合の米の生産量は県内ナンバーワン。スシローさんにご意見をいただき、消費者に喜んでいただける米作りを進めていきたい。」と挨拶し、管内の水稲の情勢などについて報告しました。

六角部長(左)と意見を交わす柿沼さん
柿米の皆さん(前列)と六角部長、JA大塚組合長ら

小・中学校に野菜苗を贈呈

JAは9月9日から「埼玉県みどりの学校ファーム」の秋蒔き用の苗の納品を始めました。同日、JA行田中央支店の野本勝之基幹支店長が同市立荒木小学校を訪れ、杉澤肇教頭に手渡しました。
これは、JAグループさいたまが行う食農教育事業。学校農園を設ける小・中学校に対し、必要な種や苗、肥料等を毎年無償で提供しています。
同校にはキャベツの苗20本を贈呈しました。受け取った杉澤教頭は「去年もブロッコリーとキャベツの苗をいただき、とても美味しく育ちました。」とお礼を述べました。
今年度JA管内では、ブロッコリーやハクサイなどの苗3,073本、カブやダイコンの種124袋などを全65校に贈る予定です。

杉澤教頭(左)に苗を手渡す野本基幹支店長

行田在来エダマメが旬を迎えました

10月3日からJA行田農産物直売所や県内のスーパーで行田在来エダマメの販売が始まりました。
このエダマメは、10月上旬から中旬までのごくわずかな期間しか収穫できない希少品で、香りと味の濃さが持ち味です。7月上旬までとされる播種時期には雨天が続き、発芽不良に悩まされるも大きな台風などもなくその後の生育は順調。甘み十分な仕上がりに生産者は胸をなでおろしています。
「いにしえ」の昔から田んぼのあぜ道などでつくられてきたとされるこのエダマメは、昭和50年代に一度姿を消しますが、平成19年に栽培が復活し、現在は行田まめきちクラブの5名が1.2ヘクタールで栽培しています。
田口雅之会長は、「加工用に適しているだけでなく、そのまま食べても味はぴか一。『行田には素晴らしいエダマメがある』ということを世間に広めたい。そのためには、会員と面積をもっと増やさなくては」と意気込みを話していました。

行田在来エダマメの出来を確認する田口会長

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