広報ほくさい
2020.11月号

ニュースストーリー

行田在来エダマメが旬を迎えました

10月3日からJA行田農産物直売所や県内のスーパーで行田在来エダマメの販売が始まりました。
このエダマメは、10月上旬から中旬までのごくわずかな期間しか収穫できない希少品で、香りと味の濃さが持ち味です。7月上旬までとされる播種時期には雨天が続き、発芽不良に悩まされるも大きな台風などもなくその後の生育は順調。甘み十分な仕上がりに生産者は胸をなでおろしています。
「いにしえ」の昔から田んぼのあぜ道などでつくられてきたとされるこのエダマメは、昭和50年代に一度姿を消しますが、平成19年に栽培が復活し、現在は行田まめきちクラブの5名が1.2ヘクタールで栽培しています。
田口雅之会長は、「加工用に適しているだけでなく、そのまま食べても味はぴか一。『行田には素晴らしいエダマメがある』ということを世間に広めたい。そのためには、会員と面積をもっと増やさなくては」と意気込みを話していました。

行田在来エダマメの出来を確認する田口会長