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2022.1月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

新品種「べにたま」出荷スタート ~北川辺いちご部~

自己改革北川辺いちご部で試験栽培中の新品種「べにたま」の出荷が11月19日から始まりました。
同品種は埼玉県が育成した市場出荷向けの品種。大粒で高糖度、良食味が特徴で、令和5年の本格栽培・販売を目指しています。
同部では県農業技術研究センターの現地試験の一環として2名の部員が令和2年9月から30株ずつ栽培を始めました。2作目の今作は4名が30アールで栽培しています。
全17アールのうち、5.6アールで同品種を栽培する橋本光男さんは「形状もきれいな円錐形の玉ばかり。電照も不要で、とちおとめと比べると夜温も低くてよい。原油高の今年にぴったりな品種。次々に花芽も上がってきており、これなら収量も期待できるのでは。」と喜んでいます。
稲村道明部長は「県のオリジナル品種にかける部員の思いは熱く、来シーズンは新たにあと2名が栽培を始める予定。北川辺を『べにたま』の一大産地に育てていきます。」と話しています。

「べにたま」を収穫する橋本さん

寄せ植えをいただきました

JAは11月16日に川里農業青年会議所から本店と川里中央支店に花の寄せ植えをいただきました。
植えられた花は、シクラメン、ハボタン、ナデシコ、ジュリアン、パンジー、ストックの6種類です。
栗原淳也会長が「どれも寒さに強い花ばかりです。元気な花たちと厳しい冬を乗り越えましょう。」とJAの大塚宏組合長に手渡しました。

栗原会長(前列(右))と大塚組合長(同(左))、同会の皆さん

食の甲子園に出場する花咲徳栄高校に米を贈る

自己改革全国の高校生が地元食材を生かしたオリジナル料理を考案し、その味を競う「ご当地!絶品うまいもん甲子園」。この決勝大会に出場する花咲徳栄高校の生徒3名に、JAは管内産の「彩のきずな」50キロを贈りました。11月26日に同校で贈呈式を行い、田中一夫校長が見守る中JAの平井清敏副組合長が手渡しました。
出品する料理は県産食材をふんだんに使用した「アスメシ飯(はん)バーガー」。体力づくりや筋力向上に有効な栄養素を盛り込んだ「アスメシ(アスリートめし)」をコンセプトに考案したもので、コロナ禍で落ち込んだ米の消費拡大にも貢献したいとバンズには米を選び、決勝大会ではこの寄贈したお米が使われました。
同27日に東京都世田谷区で大会が行われ、同校はみごと特別賞に輝きました。おめでとうございます。

生徒に「彩のきずな」を手渡す 平井副組合長(左)、田中校長(右)
アスメシ飯バーガー

川里の花農家出身のプロ野球選手が誕生

令和3年10月に行われた2021年プロ野球ドラフト会議で新潟医療福祉大学の桐敷拓馬選手が阪神タイガースから3位指名を受けたました。
桐敷選手の実家は川里地区の花農家。父の徹さんと母の洋子さん、祖父母がパンジーなどの花き30アールと水稲70アールを栽培されています。
家族がほ場やハウス内で作物の手入れをするそばで育った拓馬さんが「野球チームに入りたい」と両親に頼んだのは6歳の時。徹さんとのキャッチボールや花のハウス内での素振りを通して腕を磨きました。
桐敷選手は「一日も早くチームの戦力になりたい。開幕一軍を目指します。」と話しています。

桐敷選手(右)と母の洋子さん

みつか味噌寒仕込み開始

北川辺農産物加工研究会(勝股一代会長)は11月25日から「みつか味噌」の仕込みを始めました。
作業は毎年味噌が一番おいしく仕上がるといわれている寒仕込みで行います。北川辺産のコシヒカリ270キロと加須市産の大豆270キロを使って、3回に分けて2月上旬までに約1トンを仕込みます。15名の会員が交代でJA北川辺支店敷地内の加工所に集まり、すべて手作業で行います。
「みつか味噌」はこしみそ594円、粒みそ540円(いずれも1パック750グラム、ともに税込み)。JA北川辺支店と北川辺農産物直売所で販売しています。

「こしみそ」(左)と「粒みそ」

親子で行田在来エダマメ、青大豆を学ぶ

行田市役所やJA、県加須農林振興センターなどで組織する同市地産地消推進協議会は、6月から11月にかけて同市の株式会社ノムラファームのほ場で特産農産物栽培教室を開きました。
市内で栽培されている「行田在来エダマメ、青大豆」を市民に知ってもらうことが目的で、一般募集した市内の小学生親子が参加しました。
講座は全3回。6月26日には播種、10月2日にはエダマメの収穫、11月20日には青大豆の収穫が行われました。

播種
エダマメの収穫
青大豆の収穫

シクラメン出荷 ~川里花き出荷協議会~

11月下旬、川里花き出荷協議会でシクラメンの出荷がピークを迎えました。
今作は8月に雨や涼しい日が続いた影響で花芽の分化が進み、例年より早く開花が始まりました。このため例年より20日程度早い10月下旬から出荷がスタートしました。
同会でシクラメンを栽培するの8軒。このうち、田中ガーデンでは17アールのハウスで約10,000鉢を栽培しています。
同園の田中慎一代表は「作柄は良好。特に主力のプルマージュの発色が近年最高の出来上がりです。ピンクと白の濃淡がはっきりしてとても艶やかに仕上がりました。私たちが丹精込めた花で癒しのひと時を持ってもらえれば。」と話していました。

プルマージュの出荷準備を進める田中代表(左)

子ども食堂に新米500キロを贈呈

自己改革JAは埼玉県子ども食堂ネットワーク埼北エリアに新米500キロを贈りました。この米は10月に完成したばかりの精米プラントで精米した「彩のかがやき」。11月17日に羽生市内で贈呈式を行いました。
地域の子育て支援が目的。JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用しました。JAの吉田岳雄常務が「先週精米したばかりの新米です。新鮮なお米を地域の皆さんに召し上がってもらってください。」と手渡しました。代表して受け取った特定非営利活動法人羽生の杜の田村信征理事長は「普段寄せられるお米は収穫から1年以上たったものがほとんど。新米をいただけるとは皆とても喜びます。」と笑顔で話していました。
この日寄贈した米は行田・羽生・加須の3市にある10ヶ所の子ども食堂に食材として提供されるほか、フードパントリーでひとり親家庭などに2キロずつ配布される予定です。

田村理事長(左)に目録を手渡す吉田常務

 

ブロッコリー、ネギ 目ぞろえ会

行田ブロッコリー部会(金子彰部会長)は11月24日に、行田ねぎ部会(髙澤英樹代表)は12月1日にJA行田中央支店で目ぞろえ会を行いました。
12月上旬からの出荷のピークを前に規格の統一をはかり有利販売に繋げることが目的です。取引市場の担当者も参加してそれぞれが持ち寄った形や大きさ、荷姿などを確認しました。
いずれも出荷は3月中旬まで。ブロッコリーは15トン(1ケース4キロ)、ネギは12トン(1ケース5キロ)が県内市場などに出荷される予定です。

ブロッコリー目ぞろえ会
ネギ目ぞろえ会

彩のきずなPR動画に加須の山中さんが出演

埼玉県のブランド米「彩のきずな」の認知度向上のために県が作成した動画に加須市の山中哲大さんが出演しています。
動画は消費者に「地元(埼玉県)で穫れたお米」のPRのために県内の大手量販店等で11月下旬から12月末まで流されました。
山中さんは同市内で米麦などを70ヘクタールで栽培しており、撮影は9月上旬に山中さんのほ場で行われました。
現在この映像は当組合ホームページ内で公開しています。山中さんの雄姿をぜひご覧ください。

撮影時の様子

女性の声をJA運営に

自己改革JAは11月4日に本店で常勤役員とJA女性部の役員との意見交換会を行いました。
自己改革の一環として、JA運営に女性の意見を反映させることが目的です。女性部から長谷川タマ子部長、儘田光子副部長、梓沢幸子理事、江田昌子監事の4名を招き、JAからは大塚宏組合長や平井清敏副組合長、吉田岳雄常務が出席しました。
部員からSDGsや農産物直売所についての質問が上がる中、全員からの要望として「女性部員の減少に歯止めがかからない。JAとしても新部員の加入促進に力を貸してほしい。」と意見が出ました。大塚組合長は「それぞれの趣味にあわせたサークル活動の提案を行うなどして部の発展に協力していきたい。」と回答しました。

長谷川部長(右から4人目)らと意見を交わす
大塚組合長(同5人目)

アヒル?アザラシ?型のジャガイモを発見

行田市斎条の飯田厚夫さんの畑で動物の形のジャガイモがとれました。
行田農産物直売所に葉物野菜やジャガイモなどを出荷する飯田さん。10月下旬にジャガイモの収穫作業を行っていたところ、片方からみるとアヒル、反対側からみるとアザラシにも見えるイモを発見しました。
飯田さんは「2種類の動物に見えるなんて珍しい。皆に見ていただきたいと思い、思わずJAに連絡しました。」と話していました。

ジャガイモを手に
笑顔の飯田さん

米農家への支援を求める要望書を羽生市に提出

自己改革JAは羽生市に米農家への支援を求める要望書を提出しました。11月19日にJAの大塚宏組合長と吉田岳雄常務、丸木仁地域担当理事らが同市役所を訪れ、河田晃明市長に手渡しました。
新型コロナウイルス感染症の影響による米価下落に伴う緊急対策を求めることや農業振興にかかる地域住民理解の醸成が目的です。
大塚組合長は「米の需給状況は深刻。当組合でも米農家の所得向上のため今秋精米プラントを設置しプライベートブランド米として販売を始めたところですが、農家に還元できるのはもう少し先になる。行政からも何らかの形で支援の手を差し伸べていただきたい。」と求めました。河田市長は「前向きに検討させていただく。少しでも農家の力になれれば。」と回答しました。

河田市長(左)に要望書を手渡す大塚組合長

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