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2024.1月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

大玉梨「彩玉」共進会で小川達男さんが2年連続の埼玉県知事賞受賞

県のブランド梨「彩玉」の出来栄えを競う共進会が8月22日にさいたま市のJA全農高砂ビルで開かれ、最高位の県知事賞に加須市中種足の小川達男さん(加須市騎西撰果所利用組合)が、2年連続の栄誉に輝きました。
審査は、規格が1玉680グラム以上800グラム未満で形状、色調、品質などを確認し優秀品を決めます。
11月27日に、大塚宏組合長とJA役員らが小川さん宅にお祝いに伺いました。
小川さんは「自分で作った梨を確認、試食して納得いく品を、自信を持って出荷している。その継続が県知事賞につながったのだと思う」と喜びを語りました。
また、加須市割目の大熊孝さん(加須市園芸連梨部会)が、加須農林振興センター所長賞を受賞しました。

賞状を手にする小川さん(右)と、大塚組合長
賞状を手にする大熊さん

「彩のきずな」をPR

埼玉県は11月11日に加須中央支店で、県の奨励品種「彩のきずな」のPRイベント「彩のきずなふぇす ☆ロシアン佐藤と一緒にお米ふぇす☆ in 加須」を開き、県、JA関係者の他、一般観覧者など約30人が参加しました。
「彩のきずな」の魅力を発信し、消費拡大に繋げることが目的です。
初めに、料理系大食いユーチューバーのロシアン佐藤さんとJAほくさい青年部の岡博和部長が、「彩のきずな」の特性や農業についてトークショーを行い、その後、精米したての「彩のきずな」を炊いて地元で販売されているキュウリの漬物や、味噌をおかずに食事とトークで盛り上がりました。
ロシアンさんは約3合の「彩のきずな」を食べ「粒がしっかりしている。香りの主張が強くないので色々な料理に合うと思う」と感想を述べました。
今回のイベントの第二部 YouTubeライブ『一升の埼玉米「彩のきずな」と埼玉のご飯のお供完食するまで終わりません』は、ロシアン佐藤さんのYouTubeチャンネルにてアーカイブを公開中です。

炊き立ての「彩のきずな」を手にするロシアン佐藤さん(右)と栽培したキュウリを手にする岡部長

各地区で米粉料理教室開催

各地区で、米の普及拡大と地産地消を目的とした米粉料理教室を開きました。
行田直売所利用協議会女性部(横田尚子部長)は11月13日に行田中央支店で28人が参加し「もっちりニラチヂミ」、「チョコバナナパウンドケーキ」、「米粉のだんご汁」を、JA女性部南河原支部(白根加久枝部長)は11月16日に行田市南河原公民館で16人が参加し、「お好み焼き」と「キムチ」を、JA女性部西・志多見支部(秋山淳子部長)は11月28日に加須中央支店で19人が参加し、「たっぷり野菜の米粉だんご汁」、「フライパンで作る簡単ポテトチーズパン」、「ポテトサラダ」を作りました。
●各部長のコメント
横田部長:「米粉は団子などのイメージが強いが、おかずや菓子などに使える万能食材。米粉の販売促進と、消費拡大につなげたい」
白根部長:「コロナ禍で活動が停滞していたが、これから再開させたい。久しぶりに部員と会えて嬉しかった」
秋山部長:「新しい調理室を初めて使った。これからも会議や料理教室で積極的に利用したい」

行田直売所利用協議会女性部
JA女性部南河原支部
JA女性部西・志多見支部

シクラメン出荷スタート

鴻巣市の川里花き出荷協議会で栽培するシクラメンの出荷が11月中旬から始まりました。
同会では4軒が、約2ヘクタールでシクラメンを栽培しており、約3万鉢を県内市場へ出荷する予定です。
同会副会長の小河原正純さんは、鴻巣市広田のほ場1ヘクタールで1万鉢のシクラメンを栽培しています。
サイズや色味を考えながら品種を選定し約50品種を育てています。
小河原副会長は「最近は青みがかった珍しい花色のブルージュエリーが人気。花びらがフリル状になっているものや、花びらが白く縁取られているものなど、種類も豊富で艶やかに仕上がった」と話し「一生懸命育てたシクラメンをたくさんの方に手に取って楽しんでほしい」と笑顔を見せました。

シクラメンを手にする小河原副会長

北川辺Aチームが優勝 ~年金友の会ゲートボール大会~

JA年金友の会は、11月2日に羽生市の手子林公民館グラウンドで第8回ゲートボール大会を開催しました。
開会にあたり、箱島登会長が「コロナが明け4年振りの開催となり、この日を心待ちにされていたことでしょう。日頃の練習の成果を発揮して頑張ってください」と挨拶しました。
参加は、羽生支部から2チーム、北川辺支部から1チーム。
優勝は北川辺Aチーム。主将を務めた橋本悦子さんは「チームの団結により初めて北川辺に優勝トロフィーを持って帰れました。大変嬉しいです」と喜びを語りました。
また、最高齢の87歳で参加した中野日出子さん(北川辺Aチーム)には、プレミアムシルバー賞が贈られました。

北川辺Aチーム(優勝)
後列左から 中野日出子さん、小倉節子さん、大谷正司さん、中野恵子さん
前列左から 橋本さん、箱島会長、多田ふきさん
第1ゲートにめがけてボールを打つ中野日出子さん(左)

ほくさい農協羽生資産管理友の会で県外研修旅行

羽生資産管理友の会は、11月2、3日に福島県飯坂温泉「摺上亭大鳥」へ1泊2日の研修旅行へ出かけました。
1日目に「資産管理はどうあるべきか」と題し、西田芳秋税理士による税務研修を受けました。
2日目はリンゴ狩りや、磐梯吾妻スカイラインの紅葉を堪能しました。
三木敏男会長は「季節外れの夏日でしたが天候に恵まれ、大満足でした。会員の方々と親睦を深めることができ、充実した県外研修でした」と笑顔で語りました。

霞ケ城公園にて三木会長(前列左から2番目)、西田税理士(前列右から3番目)と資産管理友の会会員ほか

新郷第二小学校で「わくわくモーモースクール」開催

埼玉県酪農教育ファーム推進委員会は11月10日、羽生市立新郷第二小学校で「わくわくモーモースクール」を開催しました。
酪農生産者や県、羽生市、JA、乳業関係団体が協力し、児童105人が参加しました。命をいただく尊さを学ぶことが目的です。
同校の教務主任松岡徹教諭は「給食の牛乳を残す児童が減るように、わくわくモーモースクールに応募した。児童に貴重な体験を積ませたい」と話しました。
児童は、乳牛に直接触れ心拍音を聞いた後、搾乳体験や子牛に哺乳する体験をしました。
搾乳体験をした児童は「搾りたての牛乳は温かかった」と笑顔。講師を務めた亀田康好委員長は「乳牛の温かさに触れ、命や食について考え、多くの事を学んでほしい」と語りました。
その他、地産地消の授業としてJAが協力し、キュウリの栽培や産地について学び、児童1人当たりキュウリ3本の袋詰めを体験し持ち帰りました。

搾乳する児童
キュウリを詰める児童

キュウリ生産者が視察受け入れ

加須市下谷でキュウリを生産する内田幸夫さんは、11月16日に茨城県鉾田市のJAほこた園芸部会12名の視察研修を受け入れました。
今回は果菜類の栽培を学ぶことが目的。
内田さんがキュウリの整枝や摘果を説明すると、参加者は、真剣にメモをとっていました。
内田さんは「視察研修をとおし、他県の生産者と交流できて大変有意義でした」と話しています。
また、11月24日には秋田県湯沢市のJAこまちきゅうり部会10名が、加須市船越の(株)田島農園で、キュウリの脇芽を伸ばし収穫するつる下げ栽培の方法を学ぶため、視察に訪れました。
同部会の村上絢一部会長は「摘芯栽培は間引く芯の見極めが必要だが、パートを雇用し規模拡大を図るにはつる下げ栽培が適していると感じた」と研修を受けた感想を述べました。
同農園の田島祥之代表は「参加者は若手農家が多く、今後のキュウリ栽培の参考になれば嬉しい」と笑顔を見せました。

栽培について説明する内田さん
栽培について説明する田島代表

JA年金友の会3支部がグラウンド・ゴルフ大会開催

部員同士の交流と健康増進を目的に、年金友の会3支部がグラウンド・ゴルフ大会を開きました。

行田支部(大澤邦夫支部長)
■参加者 34名
■日時:11月14日
■場所:行田市総合公園

優勝は西新町地区の川口ふみさん。川口さんは「天気やメンバーに恵まれ優勝できて嬉しい。スタッフに感謝。県大会に出場できるよう頑張りたい」と喜びを語りました。
順位は以下のとおりです。
準優勝:野中實さん(中江袋地区)
3位:平塚啓治さん(下須戸地区)
リスペクト賞(最高齢):金子保雄さん 97歳(渡柳地区)

グラウンド・ゴルフをプレーする参加者

加須支部(関和俊雄支部長)
■参加者 101名
■日時:12月7日
■場所:加須市民運動公園

優勝は下谷地区の松本照子さん。
松本さんは「天気にも恵まれ楽しくプレーできた。優勝できて嬉しい」と喜びを語りました。
順位は以下のとおりです。
準優勝:大澤次夫さん(南篠崎地区)
3位:大鹿延正さん(川口地区)
4位:福田武司さん(南篠崎地区)
5位:梅澤欣一さん(上樋遣川地区)
6位:谷川常五郎さん(下樋遣川地区)

後列左から谷川さん、福田さん、梅澤さん
前列左から大澤さん、松本さん、大鹿さん

北川辺支部(石川文男支部長)
■参加者 45名
■日時:11月29日
■場所:加須市柏戸スポーツ公園

優勝は向古河地区の松橋幸子さん。松橋さんは「天候もよく和気あいあいとプレーできた。優勝するとは予想もしてなかったので、優勝できて嬉しい」と喜びを語りました。
順位は以下のとおりです。
準優勝:柿沼 傳さん(柳生地区)
3位:橋本 一郎さん(柳生地区)
4位:野本 昭徳さん(柏戸地区)
5位:小谷 光雄さん(麦倉地区)
6位:國生 孝明さん(飯積地区)

石川支部長(左)
後列左から國生さん、小谷さん、野本さん
前列左から柿沼さん、松橋さん、橋本さん

「えみほころ」食味検討会

JAは11月15日に、JA本店で米の県育成新品種「えみほころ」の食味検討会を開き、役職員50人が既存のうるち米「コシヒカリ」、「彩のかがやき」、「彩のきずな」との味の違いや特徴を確認しました。
「えみほころ」を試食した大塚宏組合長は「粒が大きく香りと味、食感のバランスがよい。どちらかと言えば彩のかがやきに近い味わいだ」とし、「関係機関と連携し、栽培する農家をサポートしたい」と話しました。

米の食べ比べをするJA役員

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