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2022.10月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

コシヒカリ初検査

JAは、8月31日に北川辺支店で「コシヒカリ」の初検査を行いました。同支店管内は、県内でも有数の早場米の産地。
初日の出荷量は紙袋6,639袋(1袋30キロ)とフレコン29本(1本1,020キロ)の約228トン。検査前の式典では、生産者約50人の他、野中厚農林水産副大臣をはじめ、多くの関係者が参加しました。検査に先立ち、JAの大塚宏組合長は「米価の追加精算を多く払えるよう、農家の手取り最大化に向け、努めて参りたい」と挨拶。
また、加須市の角田守良市長は「埼玉県一の米どころ北川辺地域の『北川辺コシヒカリ』は市の誇りだ」と激励しました。
北川辺米の会森戸政治会長は、「60年食べてきた、飽きのこない美味しさをこれからも守っていきたい」と話していました。

左から秋山茂地域担当理事と挨拶をする大塚組合長、野中農林水産副大臣、千葉達也県議、高橋稔裕県議、角田市長他
野中農林水産副大臣(左)にコシヒカリの品質を説明する小谷野諭農産物検査員(中)と生産者の山中栄一郎さん

女性部がグラウンドゴルフ大会を開催

JA女性部は8月2日、部員の健康維持と親睦を目的に、加須市むさしの村で第25回グラウンドゴルフ大会を開催しました。
集まった部員は40人。新型コロナウイルスの影響で3年振りの開催に、部員は「久しぶりのグラウンドゴルフ大会を楽しみにしていた」と笑顔をみせました。感染対策と熱中症対策を行いながら8ホールを2回計16ホールをまわり得点を競い合いました。
1位の女性部長賞は、北川辺支部の橋本悦子さんでスコアー43をマークしました。長谷川タマ子部長は、「熱中症や怪我もなく無事開催できて良かった。これからイチジクの農繁期を迎えるが、ひと時の楽しい思い出ができたので、頑張って収穫したい」と話していました。

後列:左から長谷川部長、6位小倉節子さん、5位岡戸文子さん、吉田岳雄常務
前列:左から4位佐藤典子さん、2位大熊美智子さん、1位橋本悦子さん、3位松村良江さん

新米収穫祭開催

JAの農産物直売所5店舗で、9月3日から11日まで新米収穫祭を開催しました。
管内産米の消費拡大が目的で毎年この時期に開催しています。直売所は朝から利用者で賑わいました。
店頭に並んだ北川辺地区のコシヒカリを買い求めた男性は、「毎年JA直売所に新米を買いに行くのを楽しみにしている。娘にも送ろうと思う」と合計60キロを購入していました。
北川辺農産物直売所の多田富雄店長は、「消費者の皆様に安心してお買い求めいただけるよう、感染対策を施しました。いち早く、新米を販売できるのは、JAだからできること。10月の新米収穫祭も大勢のお客様をお待ちしております」と笑顔で話していました。次回の新米収穫祭は、10月15日から23日の9日間、開催します。

行田農産物直売所
羽生農産物直売所
北川辺農産物直売所

農林水産省が子実用トウモロコシ視察

8月18日、農林水産省の職員が加須市㈱山中農産(山中哲大代表)の栽培する子実用トウモロコシの圃場を視察しました。
加須市角田守良市長、大塚宏組合長と実需者の㈲松村牧場松村淳専務他、関係者も多数同行しました。
水田フル活用の推進に向け、実際に子実用トウモロコシを栽培している農家との意見を交わす事や、圃場の把握を目的としています。山中代表は、「子実用トウモロコシを栽培するにあたり、播種機を導入した。設備投資等必要になるため、水田活用交付金は今後も継続していただきたい。農業資材や、燃油高騰で経費がかさみ農家経営に影響がでている。経営を安定する施策を検討いただきたい」と要望を伝えました。

子実用トウモロコシの圃場にて左から山中代表、角田市長、大塚組合長、松村専務
視察する農林水産省職員他

青年部が総会を開催

8月3日に加須市むさしの村にて、JAほくさい青年部は第1回通常総会を開催しました。令和2年12月発足後、初めての総会となりました。
部員は、米麦やキュウリ、トマト、花卉などの施設園芸、養豚など多岐にわたる作目に携わる23歳から50歳までの52人。
新型コロナウイルス感染拡大の状況もありましたが、感染防止措置を講じ開催に至りました。大塚宏組合長らが見守る中、議事は第1号議案から第3号議案まで、当日参加者9名と書面で賛成22人、合計31名の承認を経て決議されました。岡博和部長は、「今後も青年部活動を通して部員相互の連携と、個々のスキルアップを図っていきましょう」と挨拶しました。
今年度、各種食農イベントへの参加や他青年部との交流など行う予定です。

挨拶をする岡部長
議案を審議する部員ら

行田中部支店で地鎮祭

JAは、8月30日に行田中部支店建設に先立ち、行田市谷郷の建設予定地で、地鎮祭を行いました。JA役職員と工事関係者ら約30名が出席しました。
行田中部支店は、鉄骨造平屋建、延べ床面積は、248平方メートル。金融共済店舗として営業予定で、新店舗完成により2店舗が統合されます。
行田中部支店建設により、組織基盤強化、組合員の利便性の向上に繋げることが目的です。
工事の安全と建物が無事完成することを祈願した後、平井清敏副組合長は、「行田中部支店は、行田地区の金融機関の拠点としてだけでなく、組合員と手を携える拠点としての役割を担っている。組合員の期待に応えられるよう努めて参ります」と挨拶しました。

鍬入れをする
平井副組合長

フードパントリーに梨提供

JAは、8月19日、24日の2日間に分けて、加須市JA鴻茎支店で(一社)すくすく広場他11団体へ梨(品種:幸水)112ケース(15キロ/1ケース)1,680キロを提供しました。JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用し、地域の子育て支援が目的。
すくすく広場の戸恒和夫専務は、「支援を必要とする家庭は主食を優先しデザートや果物は後回しにする傾向がある。旬の梨の提供は子育て家庭に喜ばれ、大変ありがたい」と感謝の言葉を述べました。
今回の梨は、355世帯1,100人に配布されました。

梨を手にする戸垣専務(左)と
フードパントリー事業団体のみなさん

少年野球大会に協賛

JAは、自己改革基本目標の「地域活性化」を目指して、毎年夏に行われる北埼玉地区少年野球大会に協賛しています。JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用し、参加賞として全チームに彩のかがやきを贈るほか、優勝と準優勝のチームにメダル計40個、最優秀選手賞に盾5枚を寄贈しています。
今年は、7月30日に行田市総合公園で開幕しました。コロナ禍のため開会式は行われませんでしたが、JAの吉田岳雄常務と、営農経済部の山岸雅明部長が始球式を務めました。
行田水城少年野球の鷲巣颯太キャプテンは、「声だしと全力投球でチーム一丸となり優勝を目指します」と意気込みを語りました。

始球式を務める吉田常務(左)と山岸部長
贈呈したメダル、
盾と彩のかがやき
彩のかがやきを手にする
行田水城少年野球の選手たち

あなたの声を聴かせてください ~常勤役員が担い手農家を訪問~

JAは、常勤役員が若手農業者を訪問し、直接話を聴く活動を行っています。JA自己改革の所得増大に向けた取り組みのひとつで、いただいたご意見や要望を今後の事業運営に反映させることが目的です。
8月9日には、吉田岳雄常務が行田市で米麦や露地野菜を栽培する関和英之さんを訪ね、「肥料の価格高騰で経費がかさむ為、麦などの収量を増やす必要がある。TACに相談し、窒素のコーティング肥料を施肥する提案を受け使用したところ、実際収量があがった。今後もコスト削減などの情報があれば、いち早く知らせてほしい」とTACへの要望を伺いました。
また、同10日には、平井清敏副組合長が、羽生市の漆原利征さんを訪問。米麦と施設野菜を栽培する漆原さんは、就農2年目。スマート農業や、省力化を積極的に経営に取り入れています。「DX化を進めて欲しい。生産データの閲覧など、スマホなどの端末でログインすれば見られるように簡素化すれば、情報を早く簡単に得られる」と、ご意見をいただきました。平井副組合長は、「JAも組合員に向けてSNSで情報を発信しているが、個人や部会向けに直接情報をお届けできるようにDX化を進めていきたい」と回答しました。

関和さん(左)の要望を聴く吉田常務
漆原さん(左)と稲の出来を確認し
要望を聴く平井副組合長

うまいもんガールズが全国大会へ

花咲徳栄高等学校食育実践科3年(愛称:うまいもんガールズ)岡田彩瑛さん、田中悠絢さん、名久井愛実さんが、第11回ご当地!絶品うまいもん甲子園関東甲信越選抜大会で優勝し、全国大会への出場が決まりました。埼玉県の米にこだわった「こめっけ」というライスボールで勝負します。JA営農支援課渡辺昌美課長が、8月19日に加須市の同高を訪れ、応援の言葉を贈り「こめっけ」ライスボールの試作用に、コシヒカリ、彩のかがやき、彩のきずな各5キロと彩のかがやき米粉パウダー3袋(1袋/300グラム)を手渡しました。

左から田中さん、名久井さん、岡田さん

花苗を山上げ栽培

川里地区の花卉農家は、毎年夏に栽培する花苗を高冷地に移して育苗を行っています。これは、夏季の高温を避けて「山上げ」することで、花芽の分化を早め、他の産地より早期に出荷することのできる栽培方法です。
栃木県日光市の戦場ヶ原には、今年19軒の農家が花苗を移しました。
生産者の1人は「戦場ヶ原の気候を有効利用して栽培する山上げは、なくてはならない作業。ここまでの生育は、まずまずの出来。このまま順調に生育し、消費者が喜ぶような花を出荷したい」と話していました。
8月31日には、JA吉田岳雄常務らが現地を訪れ、生産者を激励しました。

生育状況を確認するTACと
花担当職員
生産者に苗の生育について
質問する吉田常務(左)

加須市長に要望書提出

9月2日、加須市加須地域水田農業推進協議会(松本信一会長)他21団体は、加須市役所にて、加須市角田守良市長に、松本会長が代表して、生産資材等の価格高騰に関する要望書を手渡しました。
陳情には、北川辺地域水田農業推進協議会の秋山茂会長と、童謡のふる里おおとね水田農業推進協議会の山下達男会長も同行し、農業で使用する燃料や飼料、肥料の価格高騰に対し、市内の農業者の経営安定や営農が継続できるよう必要な施策の検討をお願いしました。要望書を受け取った角田市長は「農業は、加須市の基幹産業。今回の要望を重く受け止め、国と県、JAと連携しながら対策を検討したい」と話しました。

左から秋山会長、松本会長、
角田市長、山下会長

規格外コーナーでフードロス削減へ

生産者の「規格に合わない野菜だが、美味しさは変わらない。有効利用したいがどうしたらよいか」という声に応え、羽生農産物直売所利用組合は、今年6月から、JA羽生農産物直売所に、規格外農産物を取り扱うコーナーを設けました。
規格外コーナーには連日生産者から農産物が出荷され、売り上げも好調。
規格外コーナーに出荷している尾上千代子さんは、「一生懸命野菜を育てているが、どうしても曲がったり、傷ついたりしてしまう。このようなコーナーを設けてもらうと無駄がなくなり、売り上げも増えるのでうれしい」と笑顔。
同組合平井紘一組合長は「最近の物価高騰もあり、規格外コーナーは、お客様から好評。自己廃棄していた農作物から、所得を得られる農作物になり、生産者にも喜ばれている。今後も良い企画を考え、直売所を盛り上げたい」と力を込めます。

行田農産物直売所でじゃんけん大会とお盆セール開催

8月6日、JA行田農産物直売所で1,000円以上お買い上げのお客様を対象に、じゃんけん大会を行いました。農産物の販売促進のため、イベントを開催したいという生産者の声を受け企画しました。山崎一男店長とじゃんけんをして勝った人にはスイカが、負けた人には野菜が贈られました。参加者は約30名。
山崎店長は、「事前に張り紙等で周知したため、市外からも来客があり通常より売り上げがよかった」とイベントの成功を実感していました。参加者は、「じゃんけんに負けても新鮮な野菜がいただけたので満足」と笑顔。
また、同12日のお盆セールには、約640人の来店がありました。普段の3倍の集客で、お盆商品や切り花の売れ行きが好調でした。
行田農産物直売所では、これからもイベントを企画し組合員に必要とされる店舗を目指します。

山崎店長とじゃんけんをする
参加者
お盆セールで切り花を
買い求めるお客様

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