広報ほくさい
2022.10月号

ニュースストーリー

あなたの声を聴かせてください ~常勤役員が担い手農家を訪問~

JAは、常勤役員が若手農業者を訪問し、直接話を聴く活動を行っています。JA自己改革の所得増大に向けた取り組みのひとつで、いただいたご意見や要望を今後の事業運営に反映させることが目的です。
8月9日には、吉田岳雄常務が行田市で米麦や露地野菜を栽培する関和英之さんを訪ね、「肥料の価格高騰で経費がかさむ為、麦などの収量を増やす必要がある。TACに相談し、窒素のコーティング肥料を施肥する提案を受け使用したところ、実際収量があがった。今後もコスト削減などの情報があれば、いち早く知らせてほしい」とTACへの要望を伺いました。
また、同10日には、平井清敏副組合長が、羽生市の漆原利征さんを訪問。米麦と施設野菜を栽培する漆原さんは、就農2年目。スマート農業や、省力化を積極的に経営に取り入れています。「DX化を進めて欲しい。生産データの閲覧など、スマホなどの端末でログインすれば見られるように簡素化すれば、情報を早く簡単に得られる」と、ご意見をいただきました。平井副組合長は、「JAも組合員に向けてSNSで情報を発信しているが、個人や部会向けに直接情報をお届けできるようにDX化を進めていきたい」と回答しました。

関和さん(左)の要望を聴く吉田常務

漆原さん(左)と稲の出来を確認し
要望を聴く平井副組合長