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2021.12月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

イチゴの出荷スタート~北川辺いちご部~

北川辺いちご部で「とちおとめ」の出荷が10月29日から始まりました。県内では最も早いスタートです。
同部は9人。1.3ヘクタールで同品種を栽培しており、このうちの2人が定植前の苗を低温施設で休眠させ、花芽の分化を進める「夜冷栽培」を導入しています。今シーズンは6、7月の長雨の影響で苗の成長が進まず、例年7月下旬に始める夜冷処理を8月上旬に行ったことで、平年より1週間程度遅い出荷となりました。部員の水野陽さんは「その分大粒に仕上がりました。近年で最も大きいのでは。」と喜んでいます。
同部の目標は1回目の出荷のピークを12月中旬に持ってくること。水野さんは「原油高でコストは上がる一方。栽培管理に細心の注意を払い、高単価の見込めるクリスマス前により多く出荷できれば。」と意気込んでいます。

とちおとめを収穫する水野さん

シトラスリボン募金を寄附

自己改革JAは「医療従事者への感謝の気持ちを」として皆さまにご協力いただいた95,960円を埼玉県に寄附しました。10月6日に加須農林振興センターで贈呈式を行い、大塚宏組合長が横田二也所長に目録を手渡しました。
この「シトラスリボン募金」は今年8月にJA女性部から寄贈されたシトラスリボン1,000個を有効に活用しようと企画されたもの。9月1日から同24日まで支店窓口に募金箱を設置し、リボンを来店客や役職員に配布しながら寄附をよびかけました。
集めた寄附金は新型コロナウイルス感染症対策事業のうち、医療従事者や医療機関の活動支援などのために活用される予定です。

横田所長(右)に目録を手渡す大塚組合長

女性部羽生支部で米粉料理教室

JA女性部羽生支部(長谷川タマ子部長)は10月21日と22日に手子林公民館で米粉料理教室を開き、両日あわせて10名が参加しました。
長引くコロナ禍で米の需要が落ち込む中、消費拡大に繋げることが目的です。密にならないよう、2日間に分かれて調理を行いました。
彩のかがやき米粉パウダーを使って作った「かりんとう」と「さつまいものドーナツ」、「大根餅」のうち、部員からもっとも好評だったのはかりんとう。油の吸収の少ない米粉を使ったことで、サクサクでとても香ばしく仕上がりました。

米粉のかりんとう

地域住民と交流~羽生農産物直売所利用組合~

自己改革JAと羽生農産物直売所利用組合は10月30日に同市内のほ場で「直売所ふれあい交流会」を開きました。
JA自己改革の一環として地元住民に地域農業に関心を持ってもらうとともに店舗の活性化と販売力の強化が目的です。参加した21組64名は同組合役員やJA職員が6月に植えた「べにはるか」が5株ずつ割り当てられたほ場で芋を掘り起こしました。
子ども2人を連れて市内から参加した女性は「コロナ禍で楽しみが少ない中、子供たちがとても喜んでいて何よりでした。」と収穫した7キロの芋を抱えながら話していました。
平井紘一組合長は「初めての取り組みとあり、いろいろ心配はありましたが皆喜んでくれたので成功と言えると思います。次は別の作物の収穫体験を企画したいです。」と話しています。

羽生農産物直売所利用組合役員の皆さん

大学生が加須市の農業と水害を学ぶ

10月4日に文教大学教育学部の3年生4名がJA加須中央支店を訪れました。
小学校の社会科の授業で使用する副教材を作成するための資料集めが目的です。学生たちは過去に大きな水害に遭いながらも米どころとして発展した同市の農業を学びにやってきました。
当日の講師は北川辺地区の水稲農家・大谷昇さんが務めました。大谷さんは昭和22年のカスリーン台風時に利根川が決壊したときの状況や、現在のような豊かな大地に回復するまでの努力や苦労を語りました。
訪れた学生は「大変な苦労があったことを知りました。次世代の子供たちが学べる資料作りに生かしたいです。」と話していました。

年金相談会を開催

JAは10月16日に行田中央・川里中央・羽生中央の3店舗で年金相談会を開きました。
この相談会はこれから公的年金を受け取る人や今受け取っている年金に疑問のある方からのご相談を無料でお受けするものです。
皆さんからもっとも多く寄せられたのは「私はいくらもらえるのか」という質問です。また、請求手続きの際の必要書類についても多くの人が真剣な表情で確認していました。
JAでは年金の専門家である社会保険労務士によるこの相談会を隔月で開いています。参加をご希望の方はお気軽に最寄りの支店へお申し出ください。

【令和3年度 年金相談会日程】
12月18日(土)
 加須中央・騎西中央・北川辺・大利根中央支店
2月19日(土)
 行田中央・川里中央・羽生中央支店

川里中央支店での様子

越冬キュウリ目ぞろえ会

川里園芸組合(馬場毅組合長)と加須市園芸組合(佐久間尉匡組合長)、加須市騎西園芸組合(梓澤實組合長)は10月下旬から11月上旬にかけて越冬キュウリの目ぞろえ会を開きました。
11月上旬の出荷のピークを前に、規格の統一をはかり有利販売に繋げることが目的です。同時に市場担当者やJA全農の職員も参加して互いの情報交換も行います。この作型は県内で唯一、当JA管内だけで生産されており、今作はシーズン終盤となる1月末までに県内や都内の市場に約700トン(1ケース5キロ)出荷する予定です。

川里園芸組合
加須市騎西園芸組合
加須市園芸組合

農家が小学校で稲刈りを指導

10月上旬から中旬にかけて加須市内の小学校で稲刈りが行われ、近隣の農家が講師として出向きました。
6日に彩のきずなの刈り取りを行ったのは三俣小学校(中島高広校長)です。学頭営農組合と深沼集落営農組合の組合員らが、5年生児童94名に指導を行いました。
11日には志多見小学校(渡邉典孝校長)で彩のかがやきを刈り取りました。有限会社早川農場(早川良史代表取締役)や学校応援団の皆さんが5年生と6年生の児童40名に指導を行いました。
また、14日は不動岡小学校(増田正夫校長)で彩のきずなの稲刈りを行いました。同校のOBでもある水稲農家・岡博和さんが5年生43名に指導を行いました。

三俣小学校
不動岡小学校
志多見小学校

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