JAほくさい管内で6月上旬から小麦「あやひかり」の刈り取りが始まりました。
JA管内の「あやひかり」の作付けは、県内一の約900ヘクタールで、本年度は約3,500トンの出荷量を見込みます。
羽生市の株式会社柿米は6月7日、約2ヘクタールのほ場で収穫時期を迎えた小麦「あやひかり」の刈り取り作業を行いました。
コンバインで刈り取った小麦は、JA羽生ライスセンターに搬入し乾燥調製後に、JA全農さいたまへ出荷します。
当日は、加須農林振興センター主穀担当の宗方淳さんもほ場を視察し「水分15.9パーセント。赤かび病防除や施肥もきちんとされており、穂も大きい。「あやひかり」本来の白くきれいな穂に仕上がった」と評価しました。
同社の柿沼直樹社長は「朝つゆも無く風も吹いていたので絶好の刈り取り日和。排水対策や施肥など基本に忠実に栽培した。収穫量は基準単収の390キロより多そうだ」と手応えを得ていました。
2024.7月号