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2024.5月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

行田豆吉クラブが農村地域文化賞奨励賞受賞

行田豆吉クラブは、行田在来枝豆の「さきたまめ」の栽培を復活させ、ブランド化及び販路を拡大したことが評価され、(一財)農協福祉事業団が主催する「第36回農村地域文化賞」で奨励賞を受賞しました。
3月29日に、同クラブの小松裕幸代表がJAを訪れ、受賞を報告しました。
小松代表は「同クラブ会員の努力が実を結んだ。関係機関の協力に感謝します」と喜びを語りました。
同クラブは、2014年に設立し現在会員7人、栽培面積は約2ヘクタールで、令和5年は「さきたまめ」を約4トン出荷しました。

賞状を手にする小松会長(左)と大塚組合長

羽生地区年金友の会グラウンド・ゴルフ大会

JA年金友の会羽生支部(箱島登会長)は3月15日に、羽生市の陸上競技場で、会員同士の親睦と交流を図ることを目的にグラウンド・ゴルフ大会を開催しました。参加者は52名。
優勝は羽生地区の森田利勝さん。森田さんは「天候に恵まれ、楽しく仲間とプレーができた。ホールインワンも3本入り、優勝できた。5年振りの大会は、大変待ち遠しかった」と喜びを語りました。準優勝から6位は以下のとおりです。

準優勝:大澤薫さん(川俣地区) 第3位:渡辺光則さん(井泉地区) 第4位:奈良原良夫さん(岩瀬地区) 第5位:関口浩さん(川俣地区)、 6位:入江陽子さん(川俣地区)

後列左から(入江さん、関口さん、奈良原さん)
前列左から(箱島会長、大澤さん、森田さん、渡辺さん)

JAがスマホ教室開催

JAは、高齢者にデジタルスキルを身に付けてもらうことで、豊かな生活や効率的な営農に繋げてもらおうと、毎年スマホ教室を開催しています。
3月12日に北川辺支店で、NTTドコモから講師を迎え、スマホ教室を開き、10名が参加しました。
参加者は、講師からスマホの操作やアプリのインストールの仕方などの指導を受けました。
参加者は「なれない操作で疲れたが、参加して良かった」と話していました。
また、3月6日に川里中央支店で6名が、3月7日に騎西中央支店で7名が参加し、スマホ教室を開催しました。

北川辺支店で開催したスマホ教室の様子

JAが横断旗寄贈

JAは、春の新入学時期にあわせて管内の小学校に横断旗を寄贈しました。
贈ったのは、横断旗学童用1270本と保護者用155本、交通安全雨傘980本。
この事業は、地域の未来を担う子ども達を交通事故から守りたいと、県福祉事業団の協力を得て毎年行っています。
加須市役所で3月8日に贈呈式が行われ、JAの山中哲大地域担当理事が同市の小野田誠教育長に手渡しました。
小野田教育長は「新年度4月から子ども達の安全な登下校の為に、役立たせていただきます。ありがとうございました」とお礼の言葉を述べました。

左から山中理事、小野田教育長、加須中央支店野口支店長

加須市園芸組合がキュウリの目ぞろえ会開催

加須市の加須市園芸組合は、3月26日に不動岡野菜集荷所で、無加温キュウリの目ぞろえ会を開き、同組合員やJA職員、JA全農さいたま、市場関係者ら35人が集まりました。
4月上旬のピークを前に規格の統一を図り、有利販売につなげることが目的です。
今シーズンは天候が安定せず、生産者はハウスの温度をこまめに確認し、施設管理に細心の注意を払いました。
開会に先立ち同組合の内田幸夫組合長は「首都圏近郊の産地として鮮度のいいイボの立った加須産キュウリを1本でも多く出荷しよう」と呼びかけました。
この日の出荷は900ケース(5キロ/1ケース)。A品を並べて、規格を確認しました。
生産者は26人で、5ヘクタール栽培。シーズン中約15万ケースを京浜市場に6月末まで出荷します。

A品のキュウリを確認する組合員

梨の「花粉銀行」始動

加須市騎西梨撰果所利用組合は、品質の高い梨の生産安定に向けて4月1日から加須市騎西梨撰果所の「花粉銀行」で、開葯(かいやく)作業を始めました。
期間中の約10日間で18人の組合員が利用します。
今年は、昨年より天候が安定せず5日遅い始動となりました。主に「新興」や「松島」などの花粉を自家採取し使用するため、中国産の花粉は取り扱っておらず輸入停止の影響はありません。
4月6日に「花粉銀行」に訪れた同組合の谷部芳夫組合長は「梨の春作業が本格的に始まった。園地の管理を徹底し、盆頃には消費者に美味しい梨をお届けしたい」と意気込みを語りました。

開葯室で葯(やく)をセットする谷部組合長

フードパントリーに農産物寄贈

北川辺青果物出荷協議会(下山房巳会長)は3月14日に、北川辺野菜集出荷所で会員が栽培したイチゴ10ケース(4パック/1ケース)、ネギ約200本、北川辺ブランドトマト「木甘坊」約600個の他、キュウリやナスを、また同日、株式会社山中農産(山中哲大代表)は加須中央支店で、ブロッコリー9コンテナを、加須市で子ども食堂及びフードパントリーを運営する団体に寄贈しました。
加須北子育て応援フードパントリーの関根由紀理事長は「児童に新鮮な野菜をいただけるのは大変ありがたい」と感謝の言葉を述べました。
同協議会下山会長は「イチゴもトマトも最盛期で味がのっている。今後も協議会員で力を合わせ、子ども達に地元野菜を届けたい」と話していました。
同社山中代表は、「地元で採れたブロッコリーを子ども達に味わってもらうことは地産地消の食育にも繋がる。今後も加須市やJAと連携して、地域貢献を行っていく」と力を込めました。
今回の野菜は、支援を必要とする240世帯に配布されました。

野菜を受け取るフードパントリーの皆さんと、下山会長(前列左から4人目)及び同協議会員
ブロッコリーを受け取るフードパントリーの皆さんと山中代表(後列左から5人目)及びJA職員

北川辺地区から田植え始まる

加須市北川辺地区の株式会社おおや農園(大谷寿男代表)は、4月14日に「コシヒカリ」の田植えを行いました。
同社は約46ヘクタールのほ場で、「コシヒカリ」の他、「あきたこまち」や「にじのきらめき」など8品種を栽培しています。令和2年より衛星利用測位システム(GPS)の精度を高める自動操舵補助システムを搭載したロボット田植え機を導入し、スマート農業を取り入れました。
大谷代表は「スマート農業を取り入れ省力化することで担い手不足を解消し、規模拡大にも繋げたい」と意気込みを語りました。
JAほくさい管内では、7月上旬まで田植えが行われます。

田植えをする大谷代表

カーネーション出荷最盛

川里花き出荷協議会(大山博之会長)で4月中旬から母の日用の鉢物カーネーションの出荷が始まりました。
同会でカーネーションを栽培するのは、13軒。
今シーズンは約44万鉢を全国の市場に出荷します。
川里営農経済センターの営経渉外担当須山職員は「今年は2月が温かく、3月は雨が多い不順な天候でしたが、生産者の皆さんがこまめにハウス内の温度や湿度を確認し管理を徹底したので、母の日に向け順調に仕上がっている」と話していました。

出荷目前のカーネーション

温湯消毒で水稲種子の病害虫防除

JAは、3月上旬から水稲種子の温湯消毒を始めました。水稲種子の温湯消毒は、種子伝染性病害虫防除を、薬剤を使わずに行う方法です。
3月22日に埼玉志多見育苗センターを訪れた松本邦男さんは、30袋(4キロ/1袋)の籾種を持ち込み、温湯消毒を行いました。
松本さんは「温湯消毒をすると、いよいよ春作業が始まったなと思う。今年も美味しい米ができるように頑張りたい」と意気込みを語りました。

温湯消毒を行う松本さん(左)ら

加須市社協へ農業まつり売上金を寄付

加須地域農業まつり運営委員会は、11月12日に開催した第42回加須地域農業まつりで集めたチャリティ募金を、加須市社会福祉協議会に寄付しました。
同委員会の山中哲大会長は、3月4日に加須市社会福祉協議会を訪れ、同協議会の福田英幸常務に寄付金を手渡しました。
福田常務は「加須市の福祉活動へ有効に活用させていただきます」と謝意を述べました。

左から山中会長、福田常務、加須中央支店野口支店長

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