広報ほくさい
2024.5月号

ニュースストーリー

梨の「花粉銀行」始動

加須市騎西梨撰果所利用組合は、品質の高い梨の生産安定に向けて4月1日から加須市騎西梨撰果所の「花粉銀行」で、開葯(かいやく)作業を始めました。
期間中の約10日間で18人の組合員が利用します。
今年は、昨年より天候が安定せず5日遅い始動となりました。主に「新興」や「松島」などの花粉を自家採取し使用するため、中国産の花粉は取り扱っておらず輸入停止の影響はありません。
4月6日に「花粉銀行」に訪れた同組合の谷部芳夫組合長は「梨の春作業が本格的に始まった。園地の管理を徹底し、盆頃には消費者に美味しい梨をお届けしたい」と意気込みを語りました。

開葯室で葯(やく)をセットする谷部組合長