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2023.11月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

立毛共進会入賞者を表彰 ~北埼一元共販連絡協議会~

北埼地区でキュウリとナスを栽培する生産者でつくる北埼地区野菜一元共販連絡協議会は、令和5年度(R4年8月~R5年7月)立毛共進会の表彰式を行いました。
同会の表彰式は例年9月上旬に行う通常総会の時に行っていましたが、今年の総会も新型コロナウイルスの感染拡大に配慮して会員らの出席は見送られました。このため、9月25日にJA本店で表彰式のみを開催。知事賞に入賞した越冬きゅうりの部・松村昇さん(加須)、半促成きゅうりの部・田島祥之さん(加須)、ハウスなすの部・新井武夫さん(騎西)にJAの大塚宏組合長から表彰状が手渡されました。このほかの入賞者は下記の皆さんです。
越冬きゅうりの部▷全農埼玉県本部運営委員会長賞=高橋博さん(加須)▷ほくさい農業協同組合長賞=秋山大さん(加須)▷北埼玉農業振興連絡協議会長賞=清水芳夫さん(羽生)
半促成きゅうりの部▷全農埼玉県本部運営委員会長賞=斎藤文雄さん(羽生)▷ほくさい農業協同組合長賞=江原喜重さん(羽生)▷北埼玉農業振興連絡協議会長賞=儘田玄悟さん(加須)
ハウスなすの部▷全農埼玉県本部運営委員会長賞=細野晴樹さん(騎西)▷ほくさい農業協同組合長賞=藤井弘樹さん(騎西)▷北埼玉農業振興連絡協議会長賞=伊藤久雄さん(騎西)

左から松村さん、大塚組合長、田島さん、新井さん

JA3店舗竣工

JAは9月26日、行田中央支店・行田営農経済センター、行田中部支店の竣工式を行田中央支店で、10月6日に騎西中央支店・騎西営農経済センターの竣工式を同店舗で開きました。
今年1月に騎西中央支店・同センターが、2月に行田中央支店・同センター、行田中部支店が新規オープンし、9月に旧店舗の解体と外構工事が完了しました。
式には、JA役職員や工事関係者の他、来賓として野中厚衆議院議員やJA埼玉県中央会坂本富雄会長が出席しました。
大塚組合長は「無事完了したことに感謝します。役職員一丸となり組合員や利用者の期待に応えられるよう一層のサービス向上に努めます」と挨拶しました。

挨拶する大塚組合長
行田中央支店・行田営農経済センター
騎西中央支店・騎西営農経済センター
行田中部支店

えみほころ現地検討会

埼玉県は9月1日に、加須市戸崎のほ場121アールで、水稲新品種「えみほころ」の大規模実証ほ場現地検討会を開きました。生産者やJAほくさい職員他、関係者ら計60人が参加しました。
「えみほころ」は、中生品種の「コシヒカリ」や「彩のきずな」と晩生品種の「彩のかがやき」の間に栽培できる中晩生(ちゅうばんせい)の品種。暑さや倒伏に強く、「彩のかがやき」並みの良食味という特徴があります。
今回現地検討会に選ばれた加須市のほ場で栽培に取り組んでいる渡辺克行さんは、6月4日に田植えを行い、出穂は8月12日、稲刈りは9月下旬に行いました。
渡辺さんは「猛暑で水管理に気をつかった。今のところ虫の害も少なく、彩のかがやき並みに栽培しやすい」と話しています。

えみほころの現地検討会で挨拶する渡辺さん

童謡のふる里おおとね主穀作受託協議会が米180キロほか寄付

童謡のふる里おおとね主穀作受託協議会(柳田浩会長)が、9月22日に加須市役所で、同市の加須市子育て応援子ども食堂・フードパントリー団体連絡会に、同協議会会員が栽培したかぞブランド認定品の新米「特別栽培米コシヒカリ」180キロと15万円を寄付しました。
同市のひとり親世帯などに対する子育て応援が目的。
15万円は新米を籾摺りし、玄米をふるいにかけたときに下に落ちた小さな米(特定米穀)を販売した代金。
今回の新米は支援を必要とする家庭約200世帯と、子ども食堂に提供する予定。
加須市角田守良市長は「新米は大変喜ばれる。寄付を有効活用し、子育て世帯を支援したい」と感謝の言葉を述べました。
柳田会長は、「同協議会が発足し20年目という節目に、日ごろお世話になっている加須市に何か恩返しできないかと考え、今回の寄付となった。子どもたちに新米をたくさん味わってもらいたい」と話しています。

柳田会長((左)から2番目)から寄付を受け取る角田市長(中)と会員のみなさん

江川さん夫妻がNHKの取材を受けました

加須市芋茎の江川芳夫さん、君代さん夫妻は10月3日、NHKワールドJAPANの番組「Trails to Oishii Tokyo/おいしい東京」の取材を受けました。小麦の「あやひかり」を使った料理の紹介で、夫妻とリポーターのヤンニ・オルソンさんに教えながら、「いがまんじゅう」と「冷や汁うどん」、「なす南蛮」を作りました。
放送はNHKBS-1で11月24日(金)5:00~5:28/11:55~12:23に予定しています。
6月に行田市斎条で小麦を刈り取りした様子も放送予定です。

いがまんじゅうを蒸かす江川さん夫妻とヤンニさん(右)

第2回ほくさいカップ開催

JAは9月18日、行田市総合体育館グリーンアリーナで行われた行田市ミニバスケットボール連盟主催の第2回ほくさいカップに協賛し、トロフィーやメダル、JAオリジナルパックご飯「JAほくさいのごはん」、スポーツドリンクを寄贈しました。
JA共済連埼玉県本部の地域・農業積立金を活用し、地域活性化を目的にしています。
参加は20チーム。優勝は女子チームが行田ラビッツ。男子チームが羽生BCパワーズでした。

寄贈した
トロフィーとメダル
パックご飯を手にする行田桜ケ丘と行田ラビッツの選手

最高金賞に関口農園(株)

加須市下崎の関口農園(株)は、9月6日に開かれた日本野菜ソムリエ協会主催の「第2回全国梨選手権」で「関口農園の朝もぎ完熟梨(豊水)」を出品し最上位の最高金賞を受賞しました。
全国各地の産地から28品の梨がエントリーされ、40人評価員の野菜ソムリエが審査。「果汁がいっぱいで、まるでジュースを含んだよう」などと評価されました。
9月25日に、大塚宏組合長、蓮見浩明専務、大澤治雄常務が関口農園(株)に、最高金賞受賞のお祝いに駆け付けました。
大塚組合長は「最高金賞おめでとうございます。JAも一生懸命頑張る生産者をバックアップさせていただきます」とお祝いの言葉を贈りました。
同社の関口智之代表は「受賞は支えてくれた家族や従業員のおかげ。基本を忠実に守り、真面目に梨作りに向き合いたい」と笑顔で話しました。
その他JAほくさい管内から、行田市谷郷の(株)はせがわ農園の「はせがわ農園の甘太」が入賞しました。

最高金賞の賞状を手にする関口代表(右)と大塚組合長
梨を確認する関口代表

行田豆吉クラブが「さきたまめ」の出荷報告

行田豆吉クラブは10月4日に、行田市役所を訪れ行田邦子市長に「さきたまめ」出荷スタートと、新パッケージの報告をしました。
「さきたまめ」は、昨年まで「行田在来えだまめ」の名で流通していました。全国展開できる農産物にするため、行田市と同クラブが協議して「さきたまめ」に改名しました。「さきたまめ」は、ゆでた瞬間に広がる豊富な香りと、口いっぱいに広がる濃厚なこくが特徴です。
行田豆吉クラブは、会員7名、作付け面積2ヘクタールで、今年の出荷目標は4トンです。

新パッケージの「さきたまめ」「写真:江口克」
左から村田清治副代表、小松裕幸代表、行田市長

JAが稲作体験教室開催

JAは10月7日、行田市荒木公民館前の(株)ノムラファームのほ場約32アールで「彩のかがやき」の稲刈りの体験教室を開きました。参加者は21名。
JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用し、地域活性化を目的としています。
参加した親子は刈り取った稲束の山を前に「初めて稲刈りをしました。とても楽しかったです」と話していました。
その後、参加者はコンバインで一気に刈り獲る様子を見学しました。

参加者に稲刈りを指導するJA職員

ジュリアン出荷スタート

鴻巣市広田の花きを生産する(有)久保園芸は10月2日、ジュリアンの出荷を始めました。11月下旬まで、県内市場や関西方面の市場へ約20万ポットを出荷します。ジュリアンは、花色が豊富で一重咲や八重咲などがあり、黄色い花は薔薇のような甘い香りが特徴。霜にあたらなければ春先まで楽しめます。
ジュリアンの花苗は、夏から秋の間を平地から高冷地の栃木県日光市戦場ヶ原に移して栽培する「山上げ」を行い、9月20日から13回に分けて鴻巣市のほ場に戻すためトラックで運びました。今年の猛暑で山の上も暑く湿度も高い状態が続きました。その影響で株が小さく生育に遅れが見られましたが、従業員総出で戦場ヶ原に向かい、かん水、追肥作業を行ったため、出荷を前に持ち直しました。
同社の久保純代表は、「従業員一丸となり大切に育てたジュリアンを、是非手に取って楽しんでほしい」と話しています。

出荷を前に花苗を確認する
久保代表

小学生がキュウリ栽培を学ぶ

加須市の江森農園(江森悟代表)は9月27日に、加須市立三俣小学校の児童の見学を受け入れました。江森代表が講師を務め、キュウリ栽培の説明をしました。3年生87人が、校外学習の一環で市の農産物と作物の生育、農家の仕事を学びました。
江森代表は、9月に植えたキュウリ苗約1,000本が並ぶハウス10アールで1日の仕事を話し、地下水をくみ上げチューブから苗にかん水する様子を見せました。
児童に「農作業で大変なことは何か」と問われた江森代表は「夏の暑い中での作業。キュウリは寒さが苦手。日々キュウリが心地良い環境で育つように努力している」と笑顔で答えました。

江森代表から
キュウリの栽培を学ぶ児童

行田農産物直売所利用協議会が県外研修

行田農産物直売所利用協議会は9月5日、日帰り県外研修旅行を実施しました。参加者は29名。
研修先の神奈川県藤沢市のJAさがみファーマーズマーケットわいわい市藤沢店で、店長に店舗の概要など説明を受けた後、販売している野菜や加工品、1日の売り上げなど教えていただきました。店長が「その日売れ残った野菜は生産者に当日引き取りをお願いしている」との話しに、会員は真剣に耳を傾けていました。
同協議会の冨田雅博副会長は「大変勉強になった。コロナ明けで4年振りの開催となり、会員と久しぶりに楽しい時間が過ごせました」と笑顔で話していました。
この後、会員は鶴岡八幡宮を参拝しました。

鶴岡八幡宮を訪れた行田農産物直売所利用協議会会員

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