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2023.9月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

(株)山中農産が農産局長賞受賞

令和4年度飼料用米多収日本一表彰式が、7月21日に東京都文京区の東京大学弥生講堂で開催され、加須市大越の株式会社山中農産(山中哲大代表)が単位収量の部で農産局長賞を受賞しました。
同社では、多収性の飼料用米「みなちから」を1.36ヘクタール栽培し、単収881キロを収穫しました。
多収性や難脱粒性に優れた品種の選定が行われ、高単収を達成。
ラジコンボートを用いた除草作業や営農管理システム活用などの省力化と、地域の畜産農家からの堆肥購入など耕畜連携の取り組みが評価され、今回の受賞となりました。

左からJAほくさい加須中央支店野口智章支店長、農林水産省平形雄策農産局長、賞状を手にする山中代表、野中厚農林水産副大臣

 

大利根地区で穂肥検討会

JAは、7月5日に加須市のJA大利根営農経済センターで水稲の穂肥検討会を開き、加須農林振興センターの技師の指導を米生産者25人が受けました。
施用時期が早いと倒伏の危険性が高まり、遅いと食味が低下する恐れがあるため、現状の稲の状態を知り、施肥の時期を確認するのが目的です。
今回で3回目の参加となる水稲農家の曽根優姫さんは、「診断結果をもとに穂肥を行った年は目標数量を収穫できたので信頼している。今後も施肥量や散布時期を指導いただきたい」と話しています。

技師から指導を受ける曽根さん(右)

JAが小学校へちゃぐりん寄贈

JAは7月上旬に、家の光協会の小学生向け月刊誌「ちゃぐりん」8月号を管内小学校47校に寄贈しました。
7月10日に加須市役所で贈呈式を行い、大利根地区の黒川正美地域担当理事が、小野田誠教育長に手渡しました。
黒川理事から同誌を受け取った小野田教育長は、「絵や写真が多く楽しく農業を学べる雑誌で、児童が毎年楽しみにしています」とお礼の言葉を述べました。
JAは、地域の未来を担う子どもたちに「食」と「農」に関心をもってもらおうと毎年この時期に寄贈しています。

「ちゃぐりん」を手にする小野田教育長と黒川理事(右)

園児がトウモロコシ収穫

羽生市熟年農業者クラブ(今西昭雄会長)は7月13日、羽生市の約8アールのほ場で、同市の社会福祉法人三愛福祉会きむら認定こども園の園児50人を招き、トウモロコシの収穫体験を行いました。
4月25日に、園児が種を蒔いたトウモロコシが収穫時期を迎え、同クラブ員指導のもと、1人あたり2本収穫しました。
今西会長は「トウモロコシの播種、収穫をとおして、小さいうちから農業にふれあい『食』と『農』の大切さを学んでほしい」と話していました。

トウモロコシを収穫する園児ら

北川辺地区がカメムシ防除と稲刈りスタート

北川辺地区のほ場で、7月22、23、24日の3日間、水稲のカメムシ防除のため、無人ヘリで殺虫剤の空中散布を行いました。
8月7日は、大曽(おおぞ)営農組合(大谷寿男代表)が、水稲品種「あきたこまち」の稲刈りをスタートさせました。この日刈り取ったのは、4ヘクタール。同営農組合は、3つの農業法人で組織する組合で、「あきたこまち」の他、「コシヒカリ」「彩のきずな」など、12品種を200ヘクタール栽培しています。
大谷代表は、「この酷暑なので、高温障害とゲリラ豪雨が心配だ。今年は米の需要が回復しているとの事で、JAの買取価格に期待している」と話しています。

「あきたこまち」を刈り取る
大曽営農組合のコンバイン
無人ヘリの空中散布

年金友の会がゴルフ大会開催

JA年金友の会は、7月11日に栃木県のプレステージカントリークラブで第11回ゴルフ大会を開きました。
会員相互の親睦と健康増進が目的で、103人が参加しました。
表彰式では、箱島登会長が「コロナの影響で4年振りの開催となりました。今後もゴルフを通じ会員の親睦と健康維持に努めましょう」と挨拶しました。
優勝は加須中央支店管内の福田隆さんです。福田さんは「同伴のみなさんのおかげで楽しくプレーできました。優勝できて嬉しいです」と喜びを語りました。以下の順位は下記の通りです。
〇準優勝=寺田薫さん(加須中央管内)〇第3位=坪井行夫さん(大利根中央管内)

挨拶をする箱島会長
左から寺田さん、福田さん、坪井さん

北川辺農産物加工研究会が県外研修

7月4、5日の2日間、北川辺農産物加工研究会(狩野ヒロ子会長)は静岡県の加藤醤油(ヤマコウ)で研修しました。
参加者は10人。
醤油と味噌の製造工程の説明を、熱心に聞いていました。会員は、麹と大豆の割合や味噌の種類について質問していました。
2日目は、JAとぴあ浜松ファーマーズマーケット三方原店を視察しました。
狩野会長は「日頃の活動の協力の感謝と、慰安を兼ね視察研修を計画しました。会員同士の親睦も図れました」と笑顔で話しています。

醤油作りの工程の説明を受ける
狩野会長((右)から3人目)と会員のみなさん

茂木さんがカナダのテレビ取材を受けました

加須市高柳地区 茂木壯一さんのほ場で7月12日に、カナダのテレビ制作会社が気候変動における水稲への影響について、茂木さんへ取材を行いました。番組は世界の気候危機を取り扱うドキュメンタリー。
今回は、高温障害に強い水稲品種「彩のきずな」の栽培管理についての取材で、茂木さんは番組デレクターに「彩のきずな」の特長や夏場のほ場管理など、丁寧に説明していました。

取材を受ける茂木さん(右)

JA騎西中央女性部料理教室開催

JA騎西中央女性部(藤井正子部長)は7月18日に、加須市田ケ谷総合センターで「健康で風土に合った食生活研修会」を開きました。健康的な食事と地産地消が目的。参加者は29人。
埼玉県女性組織協議会「共同購入品目」の、全農のエーコープ新商品「ほめられ黒酢」を使い「豚肉と根菜の黒酢おろしあえ」の他、「ししゃもの天ぷら」、「オニオンリング」、「だし炊きごはん」、「自家製ドレッシングのサラダ」を作りました。また、恒例の焼肉のたれも作り、盛りだくさんの研修になりました。
藤井部長は「みなさん手際よく、楽しく料理できました」と笑顔で話していました。

料理を作る藤井部長((右)から2番目)と
部員のみなさん

JAがドライブラリーを開催

JAは7月23日、管内の消費者を対象に「収穫体験ドライブラリー」を開き、10組42人が参加しました。ドライブラリーは、マイカーで決められたチェックポイントを回りながらスタンプを集め楽しむというものです。
JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用し地域貢献を目的として、今回で4回目の開催となりました。
収穫体験を行い地域の住民や、参加した子ども達に「食」と「農」への理解を深めてもらう目的で企画しました。
最初に加須市種足地区のほ場で、騎西農産物直売所利用組合(石川久雄組合長)に栽培協力をいただいたトウモロコシの収穫体験をおこない、参加した子どもは楽しそうに収穫していました。
その後参加者は、JA騎西農産物直売所での買い物や、むさしの村でブルーベリーの摘み取りを楽しみました。

石川組合長(右)と参加者のみなさん

JAが農機展示会開催

JAは、7月7、8日の2日間、羽生市JA本店にて農業機械展示会を開きました。来場者は2日間で250人。
生産コストの低減、省力化に特化した最新の農業機械をPRする事が目的。
アシスト機能の付いた田植え機をはじめとした大型機械から、各種生産資材まで多彩な農業機械の他、初の試みとして油圧ショベルなど建設機械も展示しました。
また、農業機械の購入を検討される方のために、JA農機ハウスローン相談コーナーも設けました。

開催を前に挨拶する大塚宏組合長(左)と
JA役職員

加須市園芸組合がJAに土壌診断依頼

加須市園芸組合(内田幸夫組合長)はJAに依頼し、次期作キュウリの土作りのため作柄別に、6月と7月の2回土壌診断を行っています。
6月27日、同JA北川辺支店に隣接する土壌診断室でJAほくさいの園芸担当が、同組合40人分の検体80点を診断しました。
JAは、診断結果にもとづいて同組合員に次期作の施肥指導を行っています。

土壌診断をするJA職員

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