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2022.8月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

門井源典さんが黄綬褒章受章

加須市の門井源典さんが、黄綬褒章を受章されました。
梨と歩んで60年。安全・安心、高品質を目指して土づくりや枝管理の工夫などに取り組み、美味しい梨作りをライフワークにしています。
1970年には、予備枝を取り入れた側枝更新サイクルを考案し発表。
果実の大きさや糖度、うま味の飛躍的な向上につなげました。この剪定方法は「門井式剪定方法」と呼ばれ、全国産地からの依頼で栽培技術の普及・指導にあたり、現在の梨作りの主流となる予備枝の育成方法を確立しました。門井さんは、「受章は家族や関係機関のおかげ」と感謝し「今後も梨の振興に微力ながら協力したい」と話しています。

勲章を胸にする門井さん

イチジク出荷スタート

加須市騎西いちじく組合で8月上旬からイチジクの出荷が始まりました。今年度の出荷者は18名。品種は「ドーフィン」で、加須ブランドに認定されています。収穫したイチジクは、県内の市場や、騎西農産物直売所に出荷します。
若山和一組合長は「今年は梅雨明けが例年より早く天候を心配しましたが、順調に生育しました。全て検査してから出荷するので、自信をもっています。とても美味しいイチジクを是非召し上がってください」と話しています。

収穫したイチジクを手にする若山組合長

川里農業青年会議所から寄せ植えをいただきました

JAの本店、川里中央支店に、川里農業青年会議所からマリーゴールドやサルビアをあしらった寄せ植えをいただきました。
大塚芳貴会長らが5月31日に本店を訪れ、「私たちが丹精に育てた花を来組した組合員やJA役職員にご覧いただき、ひと時の癒しをお届けできれば」と大塚宏組合長に手渡しました。
大塚組合長は、「毎年すてきな花の寄せ植えをありがとうございます」とお礼を述べました。

大塚組合長(前列(左))、大塚会長(前列(右))と
会員のみなさん

トマトフェア開催

北川辺農産物直売所で6月11日、12日トマトフェアを開催しました。2日間のトマトの販売数は37ケース、袋詰め139袋、ミニトマト62袋でした。JA北川辺女性部(江田昌子部長)も赤飯300gを150個売り上げました。
トマトを購入いただいたお客様から「5月のトマトまつりで買ったトマトが甘くておいしかったからリピートした」とうれしい感想をいただきました。

トマトを手にするお客様

梨の選果スタート

加須市騎西梨撰果所組合が利用する選果場で8月初旬から梨の選果が始まりました。選果所では、パート従業員50名が生産者の指導を受けながら選別・箱詰め作業を行っており、8月上旬のピーク時には1日に約1,500ケース(1ケース5キロ)を県内市場等に出荷します。
組合員は現在22名。「幸水」や「豊水」のほか、県のオリジナル品種「彩玉」など約8ヘクタールで栽培しています。谷部芳夫組合長は「今年は、天候に左右され大変だったが、美味しい梨に出来上がった。各JA農産物直売所でも販売するので是非手にとって召し上がってほしい」と話しています。

新聞紙でエコバック作り

JA羽生女性部は、6月16日に手子林支店で『家の光』9月号の記事を活用し、新聞でエコバックを作成しました。参加者は12名。手先の器用な部員が先生となり、1時間もかからず、完成しました。
長谷川タマコ部長は、「JA直売所に女性部でエコバックを作り提供できれば」と思いを語ります。

作ったエコバックを手にする部員ら

大利根地区で穂肥検討会開催

JAは、7月5日に大利根営農経済センターで水稲の穂肥検討会をひらき、米生産者20名が参加しました。
施肥の時期を確認するのが目的。
加須農林振興センター矢島久史担当部長他2名の技師の指導により、7色の葉色板に稲の葉を合わせ、色の濃さから肥料の残り具合を判断する葉色診断や、稲を叩き繊維を壊した状態でヨードカリに付け60%以上着色すれば施肥時期となるヨードカリ反応診断、幼穂の出具合で施肥時期を判断することなどを確認しました。参加した小林勝美さんは、「専門の方にアドバイスをいただける穂肥検討会は貴重な機会。施肥の時期を確認できたので、昨年より多く収穫できるよう実践したい。」と話しています。

吉川綾乃技師から穂肥診断を指導される小林さん

志多見小学校で田植え体験

6月10日、加須市立志多見小学校(渡邉典孝校長)で毎年恒例の田植え体験が行われ、4~6年生の児童62名が参加しました。
地元農家・長浜章さんや川島達男さん、鈴木節子さん、(有)早川農場の早川良史代表らの指導を受けて、児童は「彩のきずな」の苗を手で植えていました。
水田の面積は約10アール。90分と限られた時間の中での作業のため、はじめはほ場の半分ほど植えたら終わりにする予定でしたが、皆の頑張りですべて植え付けることが出来ました。最後に教諭から「楽しかった?」と質問があると「はーい」とすべての児童から手が上がりました。

児童に田植えを教える長浜さん

子実用トウモロコシ播種

6月14日に加須市大越の(株)山中農産が、同市内のほ場約84アールに、反当たり6700粒の子実用トウモロコシを播種しました。10アール500キロの収穫を目指します。ほくさい管内で同作物を栽培するのは初めてのため、加須農林振興センターや全農、地域農業の担い手に出向くJA担当者(愛称=TAC)ら8名が集まり播種作業を見守りました。水稲に比べ、同作物は、労働時間が少なく時間当たりの収益性が高いため、規模拡大が可能。山中哲大代表は「今年は試験栽培だが管理や手間の割合と、単収が見合えば本格的に栽培したい。」と話しています。

子実用トウモロコシの播種作業をする山中代表

玉ねぎ収穫体験開催

騎西農産物直売所利用組合(石川久雄組合長)は、6月18日加須市種足地区のほ場で玉ねぎの収穫体験を行い、消費者8家族23名が参加しました。
昨年11月、約80アールのほ場に約24万粒の種を播き準備しました。親子で参加した家族は、「玉ねぎが土の上に生っているのを初めて知った。」と笑顔。1家族あたり15キロの玉ねぎを持ち帰りました。
石川組合長は、「玉ねぎの生育が順調で、今年1番の出来。11月上旬にサツマイモの収穫体験も予定しているので、是非参加して欲しい。騎西農産物直売所のファンを増やしたい。」と意気込みを語りました。

収穫体験をドローンで撮影

イベント準備でサツマイモ定植

羽生農産物直売所利用組合は、6月13日羽生市のほ場15アールに、サツマイモ(品種:ベニアズマ)の定植を行いました。10月29日に予定する収穫イベントのため組合役員とJA職員11名で200本の苗を手際よく植え付けました。平井紘一組合長は、「収穫体験は、我々生産者が消費者との声を聞ける貴重な機会。積極的にイベントに協力したい」と力を込めます。

サツマイモ苗を定植する平井組合長(左)ら

浦和競馬場内で加須市農産物PR

加須市の農産物をPRする為、同市と同市園芸組合、JAが協力し6月2日浦和競馬場内で、加須市産のキュウリとトマト、「彩のきずな」を販売しました。
キュウリを購入したお客様は、「花付きのキュウリはスーパーでなかなか見かけない。めずらしい!」とコメント。
参加した同組合の瀬田利昭副組合長は、「加須市の新鮮でおいしい農産物をPRできてよかった」と話しています。

加須市産の農産物を購入するお客様

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