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2022.2月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

スシローの商品部長が来訪

自己改革12月3日に回転ずしチェーン「スシロー」などを運営する株式会社 FOOD & LIFE COMPANIES の浅田和彦商品部長がJA本店を訪れました。
JAでは安定取引が見込める業務用実需者との結びつきを強めて稲作生産者の経営の安定を図ろうと、平成28年から多収性米の契約栽培を奨励。29年からはJA全農、全農パールライスを通じて同社に供給しており、この日は互いの意見交換を目的に来店しました。
会議には生産者の代表として加須市で多収性米「ほしじるし」を5ヘクタール栽培(令和3年産)する山中哲大さんが、JAからは大塚宏組合長らが出席しました。浅田部長は「近い将来店舗数を現在の1.5倍にするのが目標。今後も良質な米の安定供給をお願いしたい。」と要望しました。山中さんは、「年によって生育状況が著しく変わり、栽培が難しい品種。技術を磨いてさらに高収量を目指したい。」と話していました。

浅田部長(前列中央)と山中さん(同右から2人目)、大塚組合長(同4人目)

「木甘坊」選果スタート~北川辺とまと研究会~

北川辺とまと研究会は12月10日に選果場の試運転を行いました。
目前に迫った本稼働を前に、レーンの流れ具合や規格を判別するカメラのテストが目的です。大きさや着色状況の異なるトマト21玉を流してチェックしました。
出荷生産者は20戸で6.7ヘクタールを栽培しており、木の上で熟した甘いトマトをイメージして名付けられた「木甘坊(きかんぼう)」の愛称で出荷します。
今作の目標は「A品率の向上」。従来から栽培する「麗容(れいよう)」と「かれん」に加え、今シーズンから試験品種も導入しました。田口久会長代行は「栽培は手探りのところもあるが、最後まで高品質な品を出荷し、有利販売に繋げたい。」と話しています。
本稼働は同20日から。シーズン終盤となる7月上旬までに1,800トン(1ケース4キロ)を出荷する予定です。

選別結果を確認する部員

女性部で正月花アレンジメント教室

JA女性部は12月下旬に各支部で正月花のアレンジメント教室を開きました。
羽生支部(長谷川タマ子部長)は手子林支店を会場に10名で、種足支部(藤井正子部長)と騎西支部(若林美江部長)は14名で種足コミュニティセンター、鴻茎支部(江川君代部長)は15名が鴻茎コミュニティセンターに集まって行いました。
ハボタンやカーネーションなど色とりどりの花とともにお正月らしい千両やマツなども入った豪華なアレンジメントが完成すると、皆満面の笑みを浮かべながらスマホをバックから取り出して写真に収めていました。

羽生支部
種足支部・騎西支部
鴻茎支部

騎西の2名が入賞~彩玉なし共進会~

埼玉県果実連合会主催の彩玉なし共進会で加須市騎西梨撰果所利用組合の2名が入賞しました。
この共進会は、県のブランド梨「彩玉」の栽培面積の維持拡大や生産技術の向上などを目的に行われており、今回で7回目。審査は8月中旬に県種苗センターで行われ、集まった80点の中から糖度や重量、形状などで順位が決まります。
同組合の入賞者は次のとおり。
〇県農業技術研究センター所長賞=鈴木昭二さん
〇加須農林振興センター所長賞=古澤昭さん
表彰式は11月26日に同センターで行われ、入賞者に表彰状が手渡されました。おめでとうございます。

鈴木さん
古澤さん

初開催!JAスマホ教室

自己改革JAは12月2日に本店でスマホ教室を開きました。女性部羽生支部の8名が参加してスマートフォンの基本操作などを学びました。
高齢者にデジタルスキルを身に着けてもらうことで、豊かな生活や効率的な営農に繋げてもらおうと初めて企画しました。全国農業協同組合中央会と農林中央金庫が携帯電話会社と連携し、講師4名が派遣されました。
講座は初心者を対象にした入門編とLINEの使い方を学ぶ応用編に分けて開きました。応用編に参加した落合ハツ子さんは、LINEを使ってのアルバム作成をマスターすると「こんなことができるなんて。今度の支部活動の時に部員同士で撮り合いっこした写真を共有して楽しみたい。」と喜んでいました。
この講習会は令和4年度から対象を年金友の会の会員などにも広げて開催していく予定です。

スマホの操作を学ぶ落合さん(左)

米農家への支援に感謝

JAの大塚宏組合長は12月9日に加須市役所を訪れ、米農家への支援に対する感謝の意を表しました。平井清敏副組合長や同市の松本信一地域担当理事、小川保夫地域担当理事、秋山茂地域担当理事、石井茂理事ともに大橋良一市長と角田守良副市長に面会し、お礼の言葉を述べました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で米の需要が大きく減退し米価が下落したことを受け、同市は次期の水稲作付に対する種苗費用相当額を農家に交付することをJA管内で最も早く決定しました。
大塚組合長は「JAが農家に納得していただけるような概算金単価を設定することは難しい中、同市はいち早く支援策を提示していただいた。」と感謝の気持ちを述べました。大橋市長は「これからもJAとタッグを組んで、市内の農業を盛り立てていきたい。」と話していました。
※呼称は当時のものです。

左から:
平井副組合長・秋山理事・石井理事・大塚組合長・小川理事・大橋市長・松本理事・角田副市長

出荷本番!大利根地区のイチゴ

1月中旬、大利根地区で特産のイチゴが出荷本番を迎えました。
同地区では14名が「紅ほっぺ」や「やよいひめ」、「恋みのり」、「あまりん」などを約2ヘクタールで栽培しています。
パック詰めした「紅ほっぺ」を出荷する大利根中央苺組合の加藤秀夫さんは「9月の定植以降好天に恵まれ生育が順調に進んだ。果形もよいものばかりなので、管理を徹底しシーズン終了まで安定出荷を目指したい。」と話しています。

パック詰めした
「紅ほっぺ」
紅ほっぺを収穫する加藤さん

女性部で料理教室

JA女性部では地域に根差した健全な食生活の実現を目指し、各支部で料理教室を開いています。
騎西中央支部(梓沢幸子部長)は11月12日に田ヶ谷総合センターで行いました。6人で調理したのは五目めしと白あえ、米粉のかりんとうの3品。白あえには季節の野菜のほかに梨を入れることでシャキシャキとした歯ごたえが加わりました。また、この日作った五目めしは日本農業新聞の正月企画で紹介されました。
南河原支部(齋藤智子部長)は同18日に16名が集まって南河原公民館で行いました。「彩のかがやき米粉パウダー」を使って、かりんとうとさつまいものドーナツ、あんこの焼きもちを作りました。米粉と白玉粉とまぜて作った焼きもちはもち米を杵でついたかのように仕上がり、部員からとても好評でした。

騎西中央支部
南河原支部

当選番号を決定~SDGs懸賞付定期貯金~

自己改革JAは10月から12月末まで販売いたしました「SDGs懸賞付定期貯金キャンペーン2021」の抽選会を1月5日に本店で行いました。大塚宏組合長が抽選箱の中からくじを引き、当選番号を決定しました。
この定期貯金は預入金額25万円ごとに1口の懸賞くじ抽選権を付与しており、合計544名の方にグルメギフトカタログや北川辺コシヒカリなどが当たりました。
また同時に、お預入を通してご契約者の方にも間接的にSDGs(国連の持続可能な開発目標)に役立つ活動に参加していただこうと、お預入金額の0.004%相当分(8万円)の地元農産物を管内の子ども食堂に寄贈いたします。2月中旬までに、米やネギ、ブロッコリーなどを4ヶ所に贈る予定です。

※当選番号は当組合ホームページに掲載してございます。また、当選された方にはご契約いただきました支店からご案内いたします。

くじを引く大塚組合長(右)

小学生に「農」の授業

11月18日に行田市立西小学校(金井さち子校長)で「行田農産物地産地消講習会」が行われ、JA行田西支店の加藤健司支店長が講師を務めました。
今回初めて同校から「児童に地産地消について教えてほしい」と依頼があり、加藤支店長が5年生児童80名を前に同市内で栽培される作物や、農産物が消費者の手元に届くまでの流れなどを話しました。
45分の授業の中で、加藤支店長が最も驚いたのは子どもたちの熱心さ。説明の一言一言を真剣な表情でノートに書き留め、質問コーナーでは次々に手をあげていました。
また、11月29日には加須市北篠崎の江森農園が同市立三俣小学校(中島高広校長)児童の見学を受け入れ、代表の江森悟さんが栽培するキュウリについて話しました。
3年生児童81名に社会科の授業の一環として「農家のしごと」を学んでもらうことが目的。江森さんが経営規模や一年の仕事の流れ、栽培方法などを子供たちに説明したほか、収穫体験も行われました。作業を行った児童は「葉がチクチクして痛い」と悲鳴をあげながらも適期の実を見つけ出してはハサミで収穫していました。最後に設けられた質問コーナーで「農家にとって最も大切な事は」と問われた江森さん。「キュウリは歩いて病院に行けない。毎日キュウリが元気かどうか始終気にして、愛情をかけて育てることです。」と答えていました。

講師を務める加藤支店長
栽培方法を説明する
江森さん
江森農園でキュウリを収穫する児童

あなたの声を聴かせてください~常勤役員が若手農業者を訪問~

自己改革JAでは常勤役員が若手農業者を訪問する活動を行っています。地域農業の担い手を訪れ意見や要望などを直接伺い、今後のJA運営に活かすことが目的です。
11月11日に平井清敏副組合長が訪ねたのは大利根地区でイチゴを栽培する坂田晴彦さんです。経営状況や日頃抱える悩みなどを伺いました。坂田さんは「現在は肥料農薬や資材の手配などスムーズに行ってもらえて大変助かっている。支店再編後もこの体制を保ってもらえるのでしょうか。」と質問。平井副組合長は「『出向く体制』を構築することで、組合員や地域の皆さまにご不便をおかけしないよう努めます。」と回答しました。
同15日には平井副組合長と吉田岳雄常務が騎西地区の関口智之さんを訪問しました。梨や水稲などの複合経営を行う関口さんは「梨の人工授粉の時期などにはたくさんの人出が必要。ある程度の農作業ができる人材を育成し農家に派遣するような仕組みづくりを行ってほしい。」と要望しました。

イチゴの栽培方法を坂田さん(右)に尋ねる平井副組合長
関口さん(右)から要望をききとる平井副組合長(中)と吉田常務

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