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2021.7月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

二条大麦の刈り取りが始まりました

「麦秋」を迎えた5月下旬、別名「ビール麦」と呼ばれる二条大麦の刈り取りが始まりました。生産者は5月中旬から始まった走り梅雨に悩まされながらも、晴れ間をぬっての刈り取り作業を急ピッチで進めました。
5月24日から刈り始めた騎西地区の渡辺秀典さんは父の克行さんと3ヘクタールで栽培しています。秀典さんは「倒伏しづらいビール麦が今年は倒れている。始めたばかりなのでまだわからないが、収量は多めなのかも。」と喜んでいました。
生産者が刈り取った大麦は行田カントリーエレベーターと騎西カントリーエレベーターに搬入され、乾燥調製作業を経たのちJA全農さいたまを通じて大手ビール会社に販売されます。

二条大麦を刈り取るコンバイン
刈った麦の粒を確認する
渡辺秀典さん

年金友の会が通常総会

年金友の会は5月13日に第9回通常総会をJA本店で開きました。
はじめに箱島登会長が「昨年度はコロナ禍でほぼすべての活動を自粛せざるを得ませんでした。当会の本来の目的である相互の親睦を深められる活動が1日も早く再開できることを願います。」と挨拶しました。
参加した各支部長は令和2年度の事業報告や収支決算、3年度の事業および予算計画や新役員案を協議・承認。会長には箱島さん(羽生支部)が再任されました。そのほか役員に就任したのは下記の皆さんです。
(敬称略・カッコ内は支部名)
〇副会長:大澤邦夫(行田)・相原栄(川里)
〇会計:青木利雄(大利根)
〇監事:清水一雄(加須)・石川文男(北川辺)
〇幹事:小山久夫(騎西)

後列左から:小山幹事・清水監事・石川監事・青木会計
前列左から:大澤副会長・箱島会長・相原副会長

消費者との交流会に向けて~羽生直売所利用組合~

JA羽生農産物直売所に農産物を出荷する生産者で作る羽生農産物直売所利用組合は、6月2日に市内の近隣ほ場にサツマイモ苗を植え付けました。この芋は今秋開く利用客との交流イベントで収穫してもらう予定のもの。組合員は「皆に安心して楽しみ、喜んでもらいたい」と協力して作業を行いました。
参加したのは同組合役員ら13人。約10アールのほ場に「べにはるか」の苗を300本植え付けました。平井紘一組合長は「お客さんに喜んでもらえるよう大きく育って欲しい。後日畝の周りにコスモスとヒマワリの種を蒔く予定。合わせて楽しんでもらえれば。」と笑顔で話していました。
同イベントの募集は9月初旬から行う予定です。詳細については同店舗(TEL:048-563-4609)にお問い合わせください。

苗を植える平井組合長
同組合役員の皆さん

女性部が通常総会

JA女性部は5月11日に本店で第25回通常総会を開きました。
この総会は例年むさしの村を会場に100名以上の部員が参加して行いますが、今年は新型コロナウイルスの影響で出席者を最小限に絞り、各支部から役員のみ出席して行いました。
開会に先立ち、長谷川タマ子部長は「長引くコロナ禍でできる活動が制限されていますが、今年はシトラスリボン運動を展開することで地域農業とくらしの懸け橋となりましょう。」と挨拶しました。
部員は提出された収支決算書や新役員案などを慎重に審議。すべて原案通り可決承認されました。役員に選任されたのは下記の部員です。
新役員(敬称略・カッコ内は所属支部名)
〇部長:長谷川タマ子(羽生)〇副部長:儘田光子(加須中央)〇理事:梓沢幸子(騎西中央)・小暮恵子(フレッシュミズ)〇監事:長谷川佳子(行田中央)・江田昌子(北川辺)

挨拶する
長谷川部長
議案を審議する部員

ジャガイモ畑で青いカエルを発見

県立特別支援学校羽生ふじ高等学園の実習ほ場で青いカエルが見つかりました。カエルは体長2.5センチほどで、アマガエルとは明らかに異なる明るい青色です。
発見したのは、同校の農業技術科農業コースの2年1組の生徒と吉田涼平実習助手。5月20日の実習中にジャガイモ畑で見つけました。
画像を見たさいたま水族館飼育課の荒井康充技師は「アマガエルの色素細胞は黄色、虹色、黒色細胞の3層配置されています。はっきりとした原因は分からないものの、このうち黄色細胞が欠損するなどの理由で黄色いフィルターを通ることなく虹色細胞が青色を反射し、このように見えるのではないでしょうか。」と話しています。

青いカエル
2年1組の皆さんと吉田助手(左)

三俣小児童に田植えを指導

5月19日に加須市立三俣小学校(中島高広校長)の5年生93名が、学校ファームの田んぼで田植えを体験しました。
指導にあたったのは、地元の農家10人。同地区の営農集団の人たちが中心になりました。
小雨の降るあいにくの天気の中、慣れない水田に足を踏み入れた子供たち。農家の声掛けに従いながら紐を張った田んぼに苗を植えていきました。
最後に代表の児童から「お米作りがこんなに大変だとは。これからお米を食べるときには感謝の気持ちを忘れないようにしたい。」と感想が述べられると、どの大人たちも皆満足そうな笑顔を浮かべていました。

花の寄せ植えをいただきました

JAは本店と川里中央支店に川里農業青年会議所から花の寄せ植えをいただきました。
植えられた花はハイビスカス、ペラルゴニウム、ダリア、ジニア、トレニアの5種類。栗原淳也会長らが6月2日に本店を訪れ「どれも暑さに強い花ばかりですが、特に目玉はハイビスカス。梅雨明けごろには大輪の花が咲き、皆さんを楽しませてくれるはずです。」と大塚宏組合長に手渡しました。大塚組合長は「元気な花たちを見ることで、暑い夏も前向きな気持ちで乗り切れそうです。」とお礼を述べました。

栗原会長(前列右)と大塚組合長(同左)、会員の皆さん

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