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2024.11月号

ニュースストーリーJAほくさい公式キャラクター「なっちゃん」

「さきたまめ」販売好評!

行田豆吉クラブは10月4日から行田市ブランドエダマメ「さきたまめ」の出荷を始め、行田農産物直売所や量販店で10月20日頃まで販売しました。
茹でた瞬間に広がる豊かな香りと、口いっぱいに広がる濃厚なコクが特徴の「さきたまめ」は、江戸時代から同市で育まれた品種改良を一切加えていない在来種。
他品種より2粒や1粒の割合いが多く、1粒は市場では規格外でしたが、同クラブと県内7市場の関係者が話し合いを重ね、フードロスの観点と品種特性が認められ、今年から1粒も入る製品が出荷されました。
会員7人、作付け面積2ヘクタールで約5トンを出荷しました。
同クラブの小松裕幸代表は「さきたまめを多くの人にしってもらえるようPRしていきたい」と話しています。

「さきたまめ」をPRする行田豆吉クラブの
小松代表(左から4番目)と同クラブの皆さん
さきたまめのパッケージ

行田農産物直売所利用協議会が研修旅行へ

行田農産物直売所利用協議会は9月4日に、山梨県の「道の駅富士吉田」を見学後に買物を楽しみ、午後は春日部市の庄和排水機場内の「首都圏外郭放水路」を見学しました。参加者は28人。
同協議会の冨田雅博会長は「昨今の異常気象による洪水などがニュースになっていたので、この場所を見学したいと思った。会員相互の親睦も図れて有意義な研修だった」と話しています。

庄和排水機場にて 同協議会冨田会長(前列左から6番目)と会員、
行田農産物直売所木村靖宏店長(前列左から2番目)、行田中央支店柿沼宏政基幹支店長(後列右から2番目)

「ニューサチホゴールデン」栽培講習会開催

JAは9月13日にJA本店で、ビール大麦の品種「ニューサチホゴールデン」の栽培講習会を開きました。生産者の他、関係者ら32人が参加しました。
JAでは、全量契約栽培のビール大麦品種「彩の星」から、本年秋播きのビール大麦を、「ニューサチホゴールデン」に切り替えます。
生産者は、県農業技術研究センター水田高度利用担当の荒川直也技師より、品種の特性と栽培基準や栽培のポイントについて説明を受けました。
参加した米麦農家の細野一司さんは「勉強になった。栽培講習会で学んだことを今後の栽培に活かしたい」と話していました。

講習を受ける生産者

羽生中央支店の藍染めマンデー!

羽生中央支店金融・共済窓口では、羽生市の伝統工芸である藍染めと、「藍のまち羽生」をPRする為、9月30日から10月末までの毎週月曜日に、JA職員が藍染めのポロシャツを着用して業務を行いました。
「藍染めのポロシャツのせいか支店が明るくなった」と利用者からは好評でした。

羽生中央支店武井忠行基幹支店長(前列左から4番目)と羽生中央支店職員

立毛共進会入賞者を表彰 ~北埼一元共販連絡協議会~

北埼地区でキュウリとナスを栽培する生産者でつくる北埼地区野菜一元共販連絡協議会は、令和6年度(R5年8月~R6年7月)立毛共進会の表彰式を行いました。
同会の表彰式は例年9月上旬に行う通常総会の時に行っていましたが、今年の通常総会が書面開催となったため、9月26日にJA本店で表彰式のみを開催。知事賞に入賞した越冬きゅうりの部・田島充さん(加須)、半促成きゅうりの部・江原喜重さん(羽生)、ハウスなすの部・折原栄さん(騎西)にJAの大塚宏組合長から表彰状が手渡されました。このほかの入賞者は下記の皆さんです。

□越冬きゅうりの部
▷全農埼玉県本部運営委員会長賞=木村光輝さん(加須)
▷ほくさい農業協同組合長賞=松本直也さん(加須)
▷北埼玉農業振興連絡協議会長賞=木村俊之さん(加須)

□半促成きゅうりの部
▷全農埼玉県本部運営委員会長賞=吉澤弘視さん(加須)
▷ほくさい農業協同組合長賞=新井明弘さん(加須)
▷北埼玉農業振興連絡協議会長賞=浜野邦司さん(羽生)

□ハウスなすの部
▷全農埼玉県本部運営委員会長賞=藤井弘樹さん(騎西)
▷ほくさい農業協同組合長賞=渡辺浩さん(川里)
▷北埼玉農業振興連絡協議会長賞=福田則雄さん(騎西)

左から田島さん、江原さん、折原さん

「えみほころ」種子2期審査合格

県加須農林振興センターは9月24日、加須市の渡辺克行さんのほ場で、水稲新品種「えみほころ」の種子の2期審査を行いました。同センターやJAなど8人が参加。
害虫被害や病気の有無、生育の確認をしました。
審査は120アールの採種ほ場で行われ、害虫や病気などの被害は許容内で、審査は合格しました。
同センターの中野治担当部長は「適期に肥培管理がされている」と話し、渡辺さんは、「農家は暑さに強い水稲品種を求めている。えみほころが広く普及することを願っている」と話していました。 
JAでは今年から、同センターが設置した展示ほ場で栽培する「えみほころ」の農産物検査を実施しており、令和8年から一般生産者も栽培できるようになります。

「えみほころ」の審査をする
加須農林振興センター中野担当部長(右)と
新木啓太技師

行田農産物直売所が夕市開催

行田農産物直売所は毎月第2金曜日の午後5時から6時30分に「夕市」を開いています。仕事帰りの客層を狙い、直売所の利用者の増員を目指します。
9月13日の夕市では、行田農産物直売所利用協議会の協力で、サツマイモ、ジャガイモ、タマネギ、ナス、オクラの詰め放題を行いました。同直売所出荷の農産物を使用した肉じゃがや新米のおにぎりも好評で全て完売しました。
同協議会の冨田雅博会長は「LINEのイベント発信や口コミで大盛況だった。JAと協力して直売所を盛り上げたい」と笑顔で話していました。

野菜の詰め放題を楽しむ利用者

羽生コミュニティフリッジが始動

羽生市のフードパントリーなどを運営するNPO法人羽生の杜が10月1日に、食品や日用品を自由な時間に無料で365日受け取れる無人の共同倉庫を開設し、セレモニーが開かれました。羽生市長などをはじめ参加者は約50人。
コニュニティフリッジは「みんなの冷蔵庫」という意味。県内では草加市に続き2番目の開設となります。
利用者は初回のみ同法人の田村信征理事長と面談が必要。田村理事長は『本当に困っている人はフードパントリーなどに来てくれない。それの解決方法の一つとして取り組んだ』と話していました。
当日は、JAの蓮見浩明専務もお祝いに駆け付け「JAとしても協力していきたい」と挨拶しました。

品物が並んだ陳列棚の前で
田村理事長(右)と蓮見専務

北川辺でキュウリの目ぞろえ会

北川辺胡瓜・茄子部会は10月4日に、北川辺野菜集荷所で、抑制キュウリの目ぞろえ会を開きました。
生産者とJA、市場関係者ら7人が参加し、出荷規格を確認しました。
初出荷は9月13日で、12月上旬まで出荷が続きます。
北川辺胡瓜・茄子部会は会員6人で、キュウリは抑制、促成、無加温を約60アール、ナスはハウスナス約30アールを栽培しています。
令和6年度はキュウリ130トン、ナス35トンの出荷を予定します。
目ぞろえ会で同部会の金子操会長は「北川辺キュウリの信頼を裏切らないように、荷造りに迷ったら規格を下げ、市場やお客様へ迷惑が掛からぬように出荷しよう」と会員に呼びかけました。

キュウリの目ぞろえを行う金子会長(左から3番目)と会員、市場関係者

女性部がグラウンドゴルフ大会を開催

JA女性部は9月18日に、加須市のむさしの村で第27回グラウンド・ゴルフ大会を開きました。
集まった部員は50人。
毎年8月上旬に開催していましたが、猛暑のため9月中旬に日程を変更しました。
2回16ホールで得点を競いました。
1位の女性部長賞は初参加の松本玲子さんで、ホールインワンを2回とりスコアーは38をマークしました。
同部の長谷川タマ子部長は「暑さを避け9月にしたが今日も暑かった。部員が楽しそうにプレーしていたので開催してよかったと思うと同時に、無事に終えてホットしている」と話していました。

後列左から=長谷川部長、6位岡田千津さん、4位大熊美智子さん、5位大橋美穂さん、大澤治雄常務
前列左から=3位榊原友公さん、1位松本さん、
2位橋本悦子さん

渡良瀬遊水地まつりinKAZOに出店

JAとJA女性部北川辺支部は10月6日に渡良瀬遊水地で行われた「渡良瀬遊水地まつりinKAZO」に出店しました。
参加者は6人。
JAはパックご飯の「JAほくさいのごはん」5ケース(1ケース/12個)と新米の北川辺産「コシヒカリ」5キロ6袋、2キロ10袋を販売し完売しました。
同女性部は赤飯を180パック販売しました。
購入者からは「知り合いや仲間に配る」や「毎年購入しているので今年も買いに来た」などと評判も良く、午前中ですべて完売しました。
同女性部の江田昌子部長は「毎年楽しみにしてくれる方がいるのでやり甲斐がある。来年も出店したい」と話しています。

赤飯を販売する女性部員(右)

JAが少年サッカー大会に協賛

10月5日に加須市のSFAフットボールセンターで、加須市スポーツ少年団サッカー部会主催の「第3回ほくさいカップ少年サッカー大会」が開かれ、JAはこの大会に協賛しました。
JAはトロフィ、メダル、サッカーボール、JAオリジナルパックご飯の「JAほくさいのごはん」16ケース(1ケース/12個)を寄贈しました。
JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用しています。
優勝した中央キャッスルキッズフットボールクラブの加瀬田和奏キャプテンは「チーム一丸となり優勝できた」と喜びを語りました。

優勝した中央キャッスルの選手と煙山博貴部長(最後列左)
サッカー大会に寄贈したトロフィとメダル、サッカーボール

育苗箱の再生費を寄付

加須市園芸廃プラスチック収集対策協議会は9月19日に加須市役所で、使用済み育苗箱のリサイクル代金を加須市社会福祉協議会に寄付しました。
対策協議会の佐久間尉匡会長と加須中央支店野口智章基幹支店長が社会福祉協議会を訪れ、角田守良会長に寄付金21,147円を手渡しました。
寄付金は8月に回収した育苗箱21,147枚を1枚1円で売却したもの。
佐久間会長は「地域の福祉に役立つのはうれしいこと。今後も活動を続けたい」と話しました。
角田会長は「寄付は回収の手間や廃棄処分による環境への影響などを考えると、何倍もの価値がある。市民の福祉に役立てたい」と感謝を述べました。

佐久間会長(右)から寄付金を受け取る
角田会長(中)と加須中央支店野口基幹支店長

羽生女性部がヘチマコロン作り

JA女性部羽生支部は9月25日に、JA本店でヘチマコロン作りを行いました。
参加した部員は12人。
毎年ヘチマ水が採れるこの時期に、ヘチマコロンを大量に作り、部員で分けています。
同部の長谷川タマ子部長は「ヘチマコロンで身体を保湿するとツルツルの肌になる。部員にも喜ばれている活動です」と笑顔で話していました。

ヘチマ水を濾す女性部員

北川辺直売所で新米PR

北川辺農産物直売所で9月14日に、北川辺産米「コシヒカリ」の炊きたてご飯を利用者に無料で配布し、新米をPRしました。
北川辺農産物直売部会が、炊きたてのご飯をパックに詰め、用意した250パックは午前中に全てなくなりました。
県南から来店した客は「近所のスーパーはまだ米が不足している。北川辺産のコシヒカリがおいしいと聞いて新米を買いに来た。新米の炊きたてご飯はおいしかった」と話していました。
当日は「コシヒカリ」約400キロを販売しました。
同部会の松橋正部会長は「北川辺産のコシヒカリを味わってもらい購入につなげようと企画した。今後も北川辺直売所を盛り上げたい」と話しています。

新米の炊き立て「コシヒカリ」を用意した、
北川辺農産物直売部会の松橋部会長(右)と
秋山茂副部会長(中)と石川文男副部会長

志多見小学校が稲刈り

加須市立志多見小学校の4~6年生の児童61人は、10月4日に志多見小学校ファームで稲刈り体験を行いました。
6月に鯉のぼりのデザインに沿って田植えをし、収穫を迎えた「彩のきずな」を刈り取りました。
児童は、地元農家の長浜章さんや川島達男さん、加須市の若手農業集団ヤング農マンのメンバーに指導され、真剣な表情で稲刈りをしていました。

稲刈りをする児童ら

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