水稲新品種「えみほころ」成績検討会開催
1月16日に種足支店で、埼玉県が水稲の新品種「えみほころ」の令和4年度加須地区大規模実証ほ成績検討会を行いました。
会には2022年に試験栽培した小川保夫さんとJAから営農販売担当者3人、全農さいたま米麦課長他7人が参加し、試験成績の他、令和5年産の大規模実証ほと採種ほの設置について検討しました。
県内では、早生(わせ)品種のコシヒカリや彩のきずなと晩生(おくて)品種の彩のかがやきの間に栽培できる中生(なかて)で、暑さに強い品種を農家が求めていたため、県農業技術研修センターが新品種を育成し、2018年より試験栽培を行っています。
小川さんは「反収11俵とれ、とても美味しかった。彩のかがやきと比べ栽培しやすさと品質は、同程度で、目立った病気や害虫はなかった」と感想を述べました。