(一社)埼玉県子ども食堂ネットワークは1月7日、加須市の市民プラザかぞで、NPO法人ミュージカルかぞ(代表相澤直美)のミュージカル「いち」の上演を含む3部構成のワークショップを開きました。
「いち」は、加須市古来の伝承『いちっ子地蔵』をもとに、1786年(天明6年)の前横村(現在の加須市礼羽)を舞台に、農家の営みや村民が手を取り合い、困難を乗り越える逞しさを描いたミュージカル。
加須市出身でオペラ歌手の阿瀬見貴光さんが総監督を務め、団員が力強い歌声と豊かな表現力で観客を魅了しました。2部では参加者が、阿瀬見さん指導のもとサウンドオブミュージックの挿入歌「私のお気に入り」を歌い踊り、ミュージカルを体験。3部では同ネットワークが参加者におむすび弁当を振舞いました。
同ネットワークの東海林尚文代表理事は「アートと福祉の連携による化学反応で、孤立する人が一人でも減る社会が実現できるように、今後も活動していきたい」と意気込みを語りました。