羽生市の水稲農家、箱島登さんは7月8日に同市立川俣小学校で授業を行いました。
3年生の児童14名に社会科の授業で「農家のしごと」を学んでもらうことが目的です。箱島さんはあらかじめ稲作の1年の仕事の流れを記した資料を用意し、それに沿って説明しました。
担任の齋藤章保教諭が「質問がある人」と呼びかけると、ほぼすべての児童から手があがりました。「稲刈りが終わってから次の田植えまでは何をするのか」や「土を耕すのは機械だけでやるのか」、「田んぼの水を出し入れするときに苗は流れていかないのか」など、授業の終わりを告げるチャイムが鳴り終わっても質問が続きました。
2021.9月号