羽生市須影採種組合水稲部会(小礒域之代表)は、7月27日にドローン(小型無人飛行機)による殺菌剤散布を行いました。これまでこの作業は無人ヘリで行っており、ドローンでの防除ははじめてです。
出穂期を前に稲こうじ病と紋枯病対策が目的。ドローンに変更したきっかけは、作業を委託した業者の打ち合わせで、「平均約10アールと小さめのほ場が多いため、小回りの利くドローンではどうか」と勧められたことです。また、「無人ヘリより飛行騒音も小さい」とのアドバイスもうけ、住宅が点在する間のほ場も多いこともあり、会員が快諾しました。
当日はタンクにモンガリット粒剤を入れたドローンが鮮やかに宙を舞い、「彩のかがやき」の採種ほ場5ヘクタールの防除を行いました。
2020.9月号