行田市の株式会社竹井農産は、今年初めてスイートコーン「雪の妖精」の作付けに挑戦し、6月5日に初出荷を迎えました。同市埼玉のほ場で朝5時から従業員ら6人で「雪の妖精」の収穫作業をし、JA全農さいたま青果ステーションに243ケース(1ケース/5キロ)を出荷しました。
7月末までに20トンの出荷を見込みます。
「雪の妖精」は中早生で1本400グラムにもなる大型のホワイト品種。先端まで粒が入り円筒形で形状が安定しているので秀品率が高く、茹で上がりの白色が雪のようにきれいで粒皮はやわらかく、甘みが強い特徴があります。
竹井好行社長は「スイートコーンの作付けそのものが初めての試みなので、肥料や水の配分、虫の防除などかなり気をつかった。濃厚で上質な甘みのホワイトコーンを皆さんに是非味わっていただきたい」と笑顔で語ります。
同社はスイートコーンを2.2ヘクタール栽培する他、サトイモ、サラダ菜など10ヘクタールを作付けしています。
2024.7月号