広報ほくさい
2024.6月号

ニュースストーリー

レンゲ緑肥で田耕

水稲を栽培する吉田一雄さんは、4月25日に鴻巣市屈巣地区のほ場で満開を迎えたレンゲソウを、フレールモアで刈り取り、ロータリーですき込み作業を行いました。
吉田さんは同地区の4人と協力して、11ヘクタールのほ場に、レンゲソウやヘアリーベッチを育て緑肥にする減農薬・減化学肥料に取り組んでいます。
緑肥を水田にすき込むことで、化学肥料代替効果、土壌改善効果、アレロパシーによる抑草効果が期待できます。
また、レンゲソウ畑に隣接する畑で、ニホンミツバチを試験的に養蜂しており、将来的にはレンゲ蜂蜜の販売を考えています。
吉田さんは「肥料高騰の中、環境保全型農業を実践することは、農業経営面でもプラスになっている」と話しています。

レンゲ緑肥に取り組む生産者の皆さん
左から永澤幸一さん、三ッ木宏之さん、吉田さん
三ッ木佑介さん、秋山芳雄さん