加須市の加須市園芸組合は、3月26日に不動岡野菜集荷所で、無加温キュウリの目ぞろえ会を開き、同組合員やJA職員、JA全農さいたま、市場関係者ら35人が集まりました。
4月上旬のピークを前に規格の統一を図り、有利販売につなげることが目的です。
今シーズンは天候が安定せず、生産者はハウスの温度をこまめに確認し、施設管理に細心の注意を払いました。
開会に先立ち同組合の内田幸夫組合長は「首都圏近郊の産地として鮮度のいいイボの立った加須産キュウリを1本でも多く出荷しよう」と呼びかけました。
この日の出荷は900ケース(5キロ/1ケース)。A品を並べて、規格を確認しました。
生産者は26人で、5ヘクタール栽培。シーズン中約15万ケースを京浜市場に6月末まで出荷します。
2024.5月号