広報ほくさい
2022.5月号

ニュースストーリー

ハウスナス出荷本格化

加須市騎西園芸組合でハウスナスの出荷が2月下旬から始まりました。
同組合でナスを栽培するのは14名。1月中旬から2月上旬にかけて、若苗で定植を実施。合計1.4ヘクタールでラクロや式部、試験栽培の新品種のTNA-168を生産しています。
今シーズンの目標は120トン。ピークを迎える5月上旬から6月下旬には、1日230ケース(1ケース5キロ)を11規格に分けて7月上旬まで都内と県内の市場に出荷します。
新品種のTNA-168は式部系の早生で、ホルモン剤やハチによる受粉の必要がないだけでなく、安定した収量が見込める。梓澤實組合長は、「新品種は、労力が少なく栽培しやすいので組合員の8割が新品種に切り替えた。今年はA品が多く高品質な出来。」と話しています。

ナスを収穫する梓澤さん