川里地区の花き農家で9月上旬にカランコエの出荷がピークを迎えました。このカランコエは夏の間栃木県日光市に「山上げ」されていたものです。
同品種の通年出荷を行う矢澤園芸は、今夏カランコエ約55,000鉢を山上げしました。戦場ヶ原で約40日間管理した後、8月中旬から順次平地に戻す「山下げ」を行い2週間程度平地で管理。蕾に色がついてきたら鉢と輸送用のフィルムに入れて出荷します。9月上旬から9月下旬のピーク時には1日約700鉢を出荷することもあるそうです。
同園の矢澤勇人さんは「雨の多い夏でしたが、適度に晴れ間があったおかげで防除作業を十分に行うことができました。満足の仕上がりです。」と話していました。
2021.11月号