加須市園芸連梨部会は、6月24日に「幸水」の摘果巡回指導会を行いました。
この指導会は、高品質で大玉梨の生産を目的に行うものです。講師に加須農林振興センターの職員を招き、6名全員のほ場を回って生育状況や10平方メートルあたりの着果量を確認しました。
また、7月29日には川辺忠部会長の作業場で幸水の目ぞろえ会を開きました。
出荷を目前に控え、品質や規格の再確認が目的です。全会員が着色具合の異なる実を3玉ずつ持ち寄って、形状や規格、糖度などを確かめました。
川辺忠部会長は「昨年より2週間ほど早く梅雨明けしたおかげで、日照時間も多く美味しい梨に仕上がりました。コロナ感染対策を重視しながら規格を遵守し消費者に喜んでいただける梨を提供していきましょう。」と呼びかけました。
同部会の出荷は8月1日からスタート。このほか「彩玉」や「豊水」、「新興」などを県内市場や加須農産物直売所に出荷します。