行田市小針の田んぼアートが見頃を迎えています。今年のテーマは「田んぼに甦るジャポニスム~浮世絵と歌舞伎~」です。
「ジャポニスム」とは19世紀後半に日本の美術や工芸が西洋の芸術家たちに与えた影響のことです。水田をキャンバスに「浮世絵」と「歌舞伎」を描くことで、わが国の「田んぼ×文化芸術」という新しいジャポニスムを起こそうと考案されました。
約2.8ヘクタールの水田に6,428本の杭を打って植えられた稲は「彩のかがやき」など4種類。6月12・13日の田植えには、計539名が参加しました。
見学は稲刈りイベントが予定されている10月中旬まで可能ですが、おすすめは8月中旬まで。最も色鮮やかに映える様子がご覧いただけます。
2021.8月号