広報ほくさい
2021.5月号

ニュースストーリー

水稲種子の温湯消毒開始

JA北川辺支店で、3月2日から水稲種子の温湯消毒が始まりました。
温湯消毒は、稲の細菌病等の防除を薬剤を使用せずお湯に浸ける方法。60度の湯に10分間浸けた後常温の水で10分間冷却します。同24日までに約50軒の農家が入れ替わりで訪れ、職員立会いのもと合計約7トンの消毒作業が行われます。
3月9日に来店した新井敏夫さんは、コシヒカリや彩のきずななどを10ヘクタールで栽培。「昨年は天候に恵まれたこともあり、出荷した米はほぼ1等。米価の下落も気になるが、土づくりを工夫するなどして良質米を生産したい。」と話していました。

湯に籾種を浸す新井さん