川里花き出荷協議会で2月1日からサイネリアの出荷が始まりました。サイネリアは卒業式の式典会場を彩る定番の鉢花です。
同会でサイネリアを栽培するのは5戸。会員の1人、程塚守男さんは妻や次女の順子さん夫妻らと合計9,000鉢を生産しています。3月上旬までは平均10ケース(1ケース4鉢)を、卒業式の集中する3月10日から3月20日までは、連日100ケースを首都圏を中心とする本州の市場に出荷します。
作柄は平年並み。寒さに弱いため、ハウス内の温度が5度以下にならないよう暖房を調節しています。程塚さんは「厳寒の今年は生育の遅れが気になったが、ここにきて順調です。出荷のピークに最高の状態で仕上がるよう管理に努めたい。」と話していました。
2021.4月号