広報ほくさい
2021.4月号

ニュースストーリー

半促成キュウリ出荷スタート ~加須市園芸組合~

加須市園芸組合で1月下旬から半促成キュウリの出荷が始まりました。
同作型を栽培するのは13名。同組合では、長引くコロナ禍に対応しながら高品質で高位平準化したキュウリを市場に出荷するため工夫を重ねています。
収穫がスタートする前に開く現地検討会は、生育状況の確認と栽培技術の習得を目的に行うものです。通常は全組合員が集まってそれぞれのほ場を回り県加須農林振興センターの職員らから指導を受けますが、昨年からは講師が地域農業の担い手に出向くJA担当者(愛称TAC(タック))らと個別に巡回する方法に変更しました。
また、2月19日に行った目ぞろえ会は、密にならないようソーシャルディスタンスを保って実施しました。
17アールで栽培する内田幸夫さんは「おかげで生育は良好。出荷量も毎日順調に伸びています。」と話しています。
半促成キュウリの出荷は6月下旬まで。同組合の今シーズンの出荷目標は340トン(1ケース5キロ)です。

キュウリを収穫する内田さん
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