加須市園芸用廃プラスチック収集対策協議会は、回収した使用済み育苗箱のリサイクル代金を同市社会福祉協議会に寄付しました。10月19日に同市役所で贈呈式を行い、儘田兼一会長が大橋良一市長に小切手を手渡しました。
贈ったのは、8月下旬に加須基幹支店管内で回収した育苗箱37,875枚分の代金です。羽生市内の業者に1枚1円で売却しました。
同会では、農業者が個々では効率的な処理が困難な施設園芸ハウスのポリエチレンフィルムや水稲用育苗ハウスのビニールフィルム等の回収作業を毎年行っているほか、業者の買い取り対象となる育苗箱は2~3年に一度回収し、その都度同会に寄付しています。
贈呈にあたり儘田会長は「不要なものがリサイクルされるのは喜ばしいこと。さらに地域の福祉に役立てていただけるのはとてもうれしいです。」と話していました。
2020.12月号