JAは7月6日に大利根中央支店管内の4会場で水稲の穂肥検討会を開きました。
同地区は「コシヒカリ」の作付けが全体の約8割を占めており、同品種は施肥時期を間違えると特に倒伏しやすいため、現在の稲の状態を知り、適切な施肥時期を知ってもらうことを目的に毎年開催しています。
JA大利根営農経済センターの会場では、県加須農林振興センターの矢島久史担当部長が指導にあたりました。
矢島部長は葉色やヨードカリ反応等から来場者の施肥日等をアドバイスしながら「高温障害を避けるため、適正な施肥量を心がけるとともに、水の管理に細心の注意を払って欲しい。」と呼びかけました。
指導を受けた中島顕一さんは、加須市琴寄でコシヒカリ1㌶を栽培。「長年作付けを行っているが、普及指導員からアドバイスをもらえると安心します。」と喜んでいました。
2020.9月号