12月3日、鴻巣市広田の小河原洋蘭園は、県内の普及指導員の視察研修を受け入れました。
新人の花き担当普及指導員の研修が目的で、県農業技術研究センターの篠﨑誠農業革新支援部長の引率のもと、4名がプリムラ苗などを見学しました。
ハウスの中で一つ一つの苗を手に取りながら、葉や茎、根などを真剣なまなざしで観察した普及指導員。園主の小河原一雄さんに「根張りを良くするには」や「開花調整するには」などの質問を次々と投げかけました。
小河原さんは「花き担当の職員が増えていくことはとても心強い。立派な普及指導員になって、埼玉県の花きを支えていってほしい。」と話していました。
普及指導員は農業者に技術指導や経営相談、情報提供を行う県の職員で、農林振興センターなどでその職務についています。
2020.2月号