埼玉県特別支援学校羽生ふじ高等学園は9月30日に、JAほくさい本店で、同学園の生活技術科フードデザインコースの2年生と3年生が作ったパンを販売しました。小麦には埼玉県産「さとのそら」などの県産、国産を使用。パンの販売を通し、生徒に働く力を身に付け、実践に役立てることと、地域交流が目的です。
昼から同JAでアンパンやマフィンなどの9種類240個を販売。販売前から長蛇の列ができ、10分で完売しました。
パン販売を終えた生徒の上岡聖尚さんは「自分で作ったパンが飛ぶように売れたのでやりがいを感じた。一緒にパンを作った下級生にも大盛況だったと報告したい」と笑顔で話していました。
JAの大塚宏組合長は「生徒の作るパンは大変美味しかった。同学園の活動を食材提供などで支援し、これからも農福連携を実践していきたい」と話しています。




