県加須農林振興センターは9月9日に、加須市の(有)早川農場が栽培する種子用大豆「里のほほえみ」の2区画108アールの第1期ほ場審査を行いました。
同社は、以前から食用大豆を栽培しており、今年から県の要請で種子用大豆の栽培を始めました。
ほ場審査は2期に分かれて行われ、第1期目は開花期に合わせ審査されます。同振興センターの技師らがほ場に入り、雑草や雑穂、病害虫被害や倒伏等がないか審査しました。審査に合格しないと種子用大豆としての出荷は認められませんが、今回の審査は全ほ場が合格しました。
同社の早川良史代表は「暑さが続いたせいか、チョウ目類の害虫が多く、例年より防除回数を増やしている。加須市内で生産する大豆の種子は市内で賄えればと思い協力した。国消国産を実践するためにも国産大豆に注目してほしい」と話していました。




