鴻巣市の秋山芳雄さんは、川里地区の5人と協力して、約13ヘクタールの水田にレンゲソウやヘアリーベッチを育て緑肥にする減化学肥料に取り組んでいます。
4月24日に、フレールモアで、満開を迎えたレンゲソウとヘアリーベッチを刈り取り、ロータリーですき込みました。緑肥を水田にすき込むことで、化学肥料代替効果、土壌改善効果、アレロパシーによる抑草効果が期待できます。田植えは6月上旬から行います。
ほ場でとれた埼玉県推奨米の「彩のきずな」は同市小学校の給食で令和6年11月から令和7年3月まで提供されました。
秋山さんは「次代を担う子ども達や家族に体にいい美味しい米を食べさせたくて減化学肥料に取り組んだ。農家の横のつながりを大切に緑肥の輪を地域に広げたい」と力を込めます。

吉田一雄さん、秋山芳雄さん、三ッ木宏之さん