広報ほくさい
2025.3月号

ニュースストーリー

高校生がキュウリ収穫体験

1月16日、学校法人佐藤栄学園花咲徳栄高等学校食育実践科の生徒が加須市水深地区の農家を訪れ、キュウリの収穫体験をしました。
同校と同市の連携事業の一環で、収穫体験を通して生産者から農作業や農産物の栽培方法を学ぶことが目的です。
同科の1年生73人が、3か所の農家を訪れました。
内17人の生徒が加須市園芸組合連合会の佐久間尉匡会長のほ場で越冬キュウリの収穫体験をしました。
佐久間会長はキュウリ栽培について説明した後、新鮮なキュウリの見分け方を実物のキュウリを見本に教え、規格についても説明した。また、収穫時には生徒にハサミの使い方や収穫適期のキュウリを選び丁寧に指導しました。
生徒の中尾昂永さんは「私たちの口に入るキュウリは規格内のもので、規格外となったキュウリは市場に出回らないことを学べた」と実習を終え、感想を述べました。
佐久間会長は「加須市のキュウリは県内でもトップクラス。生徒に地元でとれる農産物に興味を持ってもらい、地産地消を意識してほしい」と語りました。

生徒にキュウリの収穫を指導する佐久間会長