県加須農林振興センターは9月24日、加須市の渡辺克行さんのほ場で、水稲新品種「えみほころ」の種子の2期審査を行いました。同センターやJAなど8人が参加。
害虫被害や病気の有無、生育の確認をしました。
審査は120アールの採種ほ場で行われ、害虫や病気などの被害は許容内で、審査は合格しました。
同センターの中野治担当部長は「適期に肥培管理がされている」と話し、渡辺さんは、「農家は暑さに強い水稲品種を求めている。えみほころが広く普及することを願っている」と話していました。
JAでは今年から、同センターが設置した展示ほ場で栽培する「えみほころ」の農産物検査を実施しており、令和8年から一般生産者も栽培できるようになります。
2024.11月号