広報ほくさい
2024.9月号

ニュースストーリー

60年目に竜舌蘭(りゅうぜつらん)が開花

羽生市秀安の島村茂男さんの自宅庭先に十数年に一度開花するといわれる竜舌蘭の花が咲きました。竜舌蘭はメキシコ原産の多肉植物で、根本の葉が長くて厚くその形が「竜の舌」を思わせることから名付けられました。
島村さんが12歳の中学1年生の時に友人から譲り受け、茗荷みょうが大だった株を庭先に植えました。
今年の5月中旬に茎が伸び始めていることに気付き、観察を続けたところ、6月4日には2階立ての納屋を超える高さになり7月18日に開花しました。開花まで60年かかりました。
島村さんは「自身も辰年生まれで、辰年の今年花が咲いたことは感慨深い。生きているうちに花が観られてよかった」と笑顔を見せました。

竜舌蘭全体

竜舌蘭の花