今年から、子実用トウモロコシの薬剤(プレバソンフロアブル5)散布がドローンで出来るようになり、加須市の(株)山中農産は6月26日に、加須市大越の約1ヘクタールのほ場で、子実用トウモロコシの害虫であるアワノメイガの防除をドローンで行いました。作業は(株)ほくさいグリーンアグリが受託。
初の試みに県加須農林振興センターとJA職員らが視察しました。準備も含め40分程度で散布が完了しました。
同社は昨年1.3ヘクタールを試験栽培し、今年は17ヘクタールを栽培します。
栽培した子実用トウモロコシは養豚農家に供給予定。
同社の山中哲大代表は、「加須市の養豚農家と協力し、豚ぷん堆肥を100立法メートル入れ地力を高めた。市内で流通するため、二酸化炭素(CO₂)も抑えられる。地域内で耕畜連携し、循環型農業を実践したい」と意気込みを語りました。
2023.8月号