広報ほくさい
2022.10月号

ニュースストーリー

規格外コーナーでフードロス削減へ

生産者の「規格に合わない野菜だが、美味しさは変わらない。有効利用したいがどうしたらよいか」という声に応え、羽生農産物直売所利用組合は、今年6月から、JA羽生農産物直売所に、規格外農産物を取り扱うコーナーを設けました。
規格外コーナーには連日生産者から農産物が出荷され、売り上げも好調。
規格外コーナーに出荷している尾上千代子さんは、「一生懸命野菜を育てているが、どうしても曲がったり、傷ついたりしてしまう。このようなコーナーを設けてもらうと無駄がなくなり、売り上げも増えるのでうれしい」と笑顔。
同組合平井紘一組合長は「最近の物価高騰もあり、規格外コーナーは、お客様から好評。自己廃棄していた農作物から、所得を得られる農作物になり、生産者にも喜ばれている。今後も良い企画を考え、直売所を盛り上げたい」と力を込めます。