広報ほくさい
2022.10月号

ニュースストーリー

花苗を山上げ栽培

川里地区の花卉農家は、毎年夏に栽培する花苗を高冷地に移して育苗を行っています。これは、夏季の高温を避けて「山上げ」することで、花芽の分化を早め、他の産地より早期に出荷することのできる栽培方法です。
栃木県日光市の戦場ヶ原には、今年19軒の農家が花苗を移しました。
生産者の1人は「戦場ヶ原の気候を有効利用して栽培する山上げは、なくてはならない作業。ここまでの生育は、まずまずの出来。このまま順調に生育し、消費者が喜ぶような花を出荷したい」と話していました。
8月31日には、JA吉田岳雄常務らが現地を訪れ、生産者を激励しました。

生育状況を確認するTACと
花担当職員

生産者に苗の生育について
質問する吉田常務(左)