11月18日に行田市立西小学校(金井さち子校長)で「行田農産物地産地消講習会」が行われ、JA行田西支店の加藤健司支店長が講師を務めました。
今回初めて同校から「児童に地産地消について教えてほしい」と依頼があり、加藤支店長が5年生児童80名を前に同市内で栽培される作物や、農産物が消費者の手元に届くまでの流れなどを話しました。
45分の授業の中で、加藤支店長が最も驚いたのは子どもたちの熱心さ。説明の一言一言を真剣な表情でノートに書き留め、質問コーナーでは次々に手をあげていました。
また、11月29日には加須市北篠崎の江森農園が同市立三俣小学校(中島高広校長)児童の見学を受け入れ、代表の江森悟さんが栽培するキュウリについて話しました。
3年生児童81名に社会科の授業の一環として「農家のしごと」を学んでもらうことが目的。江森さんが経営規模や一年の仕事の流れ、栽培方法などを子供たちに説明したほか、収穫体験も行われました。作業を行った児童は「葉がチクチクして痛い」と悲鳴をあげながらも適期の実を見つけ出してはハサミで収穫していました。最後に設けられた質問コーナーで「農家にとって最も大切な事は」と問われた江森さん。「キュウリは歩いて病院に行けない。毎日キュウリが元気かどうか始終気にして、愛情をかけて育てることです。」と答えていました。