北川辺とまと研究会は12月10日に選果場の試運転を行いました。
目前に迫った本稼働を前に、レーンの流れ具合や規格を判別するカメラのテストが目的です。大きさや着色状況の異なるトマト21玉を流してチェックしました。
出荷生産者は20戸で6.7ヘクタールを栽培しており、木の上で熟した甘いトマトをイメージして名付けられた「木甘坊(きかんぼう)」の愛称で出荷します。
今作の目標は「A品率の向上」。従来から栽培する「麗容(れいよう)」と「かれん」に加え、今シーズンから試験品種も導入しました。田口久会長代行は「栽培は手探りのところもあるが、最後まで高品質な品を出荷し、有利販売に繋げたい。」と話しています。
本稼働は同20日から。シーズン終盤となる7月上旬までに1,800トン(1ケース4キロ)を出荷する予定です。
2022.2月号