広報ほくさい
2021.11月号

ニュースストーリー

行田在来エダマメの出荷スタート

10月1日から行田在来エダマメの出荷がスタートしました。
市内に「いにしえ」の時代から伝わる在来種。それゆえの栽培のしにくさや不順な天候に悩まされつつも、その味を後世に残したいと集まった「行田豆吉クラブ」の6名によって守り続けられています。
今シーズン会員の手を煩わせたのは雨。播種時期が6月下旬から7月上旬とあり、種を蒔くチャンスを待つ会員は断続的に降り続く雨に気を揉みました。また、8月中旬の開花期以降も雨が多く、ハスモンヨトウなどの害虫が大量発生。会員は防除におわれました。田代直也会長は「今年も不順な天候には手を焼きましたが、生育は良好です。この素晴らしい味を一人でも多くの消費者に味わっていただきたい。」と話しています。
出荷は10月中旬まで。今シーズンの出荷目標は4.3トンです。

行田在来エダマメの出来を確認する田代会長