広報ほくさい
2021.11月号

ニュースストーリー

自動運転トラクターの実演会を開催

県稲麦作経営者会議は9月10日に行田市のほ場でトラクターなどの自動操舵実演会を開き、県内から約60名の会員や関係者が見学に訪れました。
今年3月に近隣の農業者7名が共同で設置した利根RTK-GNSS基地局の利用促進が目的です。この基地局はスマート農業を導入するために必要な人工衛星からの位置情報を仲介するアンテナで、これにより位置情報を直接受信するよりも正確な作業が可能になります。
当日は自動運転トラクターでの耕うんや畔ぬり、ブームスプレイヤーでの農薬散布が披露されました。同基地局の新井健一代表は「労働力不足を解消するための一助となるはず。ぜひ多くの方に利用していただければ。」と話しています。